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#67 震える心を包む

2024年1月上旬より、日本全国で中学入試が始まりました。
西日本から始まり、2月上旬には、首都圏地区、中部地区での中学入試が実施されます。
中学入試では、だいたいどちらの学校も競争倍率が3倍程度になるかと思います。つまり、1人合格、2人不合格という厳しい現実が、そこにはあります。努力の程度の差こそあれ、皆、それぞれに志望校として掲げ、遊びたい気持ちや様々な誘惑を断ち切り準備を進めてきた訳ですから、合格は一入ですし、不合格の時は、奈落の底へ突き落されたような気持ちに支配されます。
我が家も合格も不合格も味わいました。
合格の際は、これまでの全ての努力が認められたような達成感、不合格の時は、人間性まで否定されたような絶望感を味わいました。

しかし、よくよく考えてみると、受験というのは、本格的な3年間の準備を重ね、わずか数時間の一度限りの試験問題で合否が判定されます。
沢山の学校と沢山の子供達との引き合わせを決められた日数の中で行いますので、当然このような入試制度になるのも致し方ないことにも思います。

今回の記事に関しては、不合格時の親子のメンタルに関して、私どもの経験をお伝えして参りたいと思います。
合格されたご家庭は、素直に喜び全開で、麗らかな春を迎える準備に入られ、順調な中学生活開始に向けて準備を進められると良いと思います。

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