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「日本デジタルライターズ協会」が必要なわけ

以前からFacebookにグループができているのでご存知の方もあるかもしれないが、「日本デジタルライターズ協会」というのが立ち上がろうとしている。先日10月13日に最初の説明会が開催されたので、出席してきた。

・日本デジタルライターズ協会
http://www.digitalwriters.jp

・日本デジタルライターズ協会Facebook支店
https://www.facebook.com/groups/213284842154689/

・ITmediaの会議室で開かれた説明会の様子

そもそもの発端は、個人事業主のライターは国民健康保険よりも国民健康保険組合に加入した方が、保険料が安くなるんじゃないか、これに入るにはどうしたらいいのか、といった相談をIT系のライターが集まってFecebook上で情報交換し始めたことから始まる。2013年ぐらいのことである。

健康保険制度について少しまとめておく。日本で加入できる健康保険は、会社員のみが加入できる「健康保険組合」と、個人事業主が加入できる「国民健康保険」の2つがよく知られている。国民健康保険は、市町村単位で運営しており、住んでいる自治体によって若干保険料が異なる。各地域の国民健康保険料は、下記のところで計算できる。

・国民健康保険計算機
http://www.kokuho-keisan.com

これにもうひとつ、「国民健康保険組合」という第3の保険制度がある。これは職能団体向けに設定されているもので、個人事業主でも特別な職能団体に所属すれば、その団体経由で国民健康保険組合に加入できる。

この国民健康保険組合は実にたくさんの組織があり、首都圏だけに限っても、

東京都医師国民健康保険組合
関東信越税理士国民健康保険組合
東京理容国民健康保険組合
東京芸能人国民健康保険組合
文芸美術国民健康保険組合
東京料理飲食国民健康保険組合
東京技芸国民健康保険組合
東京食品販売国民健康保険組合
東京美容国民健康保険組合
東京自転車商国民健康保険組合
東京青果卸売国民健康保険組合
東京浴場国民健康保険組合
東京写真材料国民健康保険組合

などがある。もちろん他県にもこのような組合があるわけだ。国民健康保険は年収と比例して保険料が高くなる仕組みだが、これらの保険組合の保険料は、高低の差はあるものの、年収に関わりなく一定である。したがって収入のどこかのポイント以上で、国民健康保険よりも国民健康保険組合の方がお得になるわけである。国民健康保険に対してどれぐらい違うかというのは、下記のサイトで計算できる。

・保険料の比較
http://www.bunbi.com/premium.html

じゃあ実際に個人のIT系ライターが国民健保組合に入ろうとすると、該当しそうなのは「文芸美術国民健康保険組合」しかない。ではどういう団体に所属すれば、この文芸美術国民健保組合に入れるのか。現在この組合に加入している主な団体は、以下のようになる。

いけばな協会
現代歌人協会
全日本書道連盟
東京コピーライターズクラブ
日本アニメーション協会
日本イラストレーション協会
日本グラフィックデザイナー協会
日本映画監督協会
日本映画ペンクラブ
日本エッセイスト・クラブ
日本脚本家連盟
日本広告写真家協会
日本作曲家協議会
日本作詩家協会
本推理作家協会
日本ネットクリエイター協会
日本文芸家協会
日本漫画家協会
日本モータースポーツ記者会
ミュージック・ペンクラブ・ジャパン

名前だけでみると、関係ありそうなのは「日本ネットクリエイター協会」と、「日本文芸家協会」「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」ぐらいだろうか。

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