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4K・8K・HMDから考える「ディスプレイの未来像」

小寺・西田の金曜ランチビュッフェ 33号(2015年5月1日発行)より

このところ、「ディスプレイ」のあり方を問い直すような機器が多く提案されている印象を受ける。4K・8Kのテレビもそうなのだが、HMDはその最たるものだ。筆者は現在、「表示」に関わる事象が大きな変革期を迎えようとしている、と思っている。ある変化を軸に現象をまとめて考えると、すべてがひとつの軸線の上に乗っかるのである。今回は、ここから15年のスパンを考えた時、ディスプレイに起きうる変化を、筆者の目から予想してみたいと思う。過去2年ぐらいにわたって、五月雨に話してきた内容を再びまとめたものに近いのだが、私の考える「これからのディスプレイ」のビジョンが示せていると思っている。外れたらご容赦を、という世界なのだが、すべてが荒唐無稽ではない……はずだ。

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