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オタクとは私にとって何か悩む脱オタしたい女オタクの話。

 ごきげんよう 
卒オタだの脱オタだのほざいておりますが私は「オタクって何?どこまでいったらオタクなの?」と悩んで頭が爆発寸前だったのが清里高原の雄大な景色を見てスッキリしたので記したいと思います。


①私にとっての「オタク」の定義
【推しが第一、自分は二の次】
 私の実体験ですが、オタクとはまるでキリスト教徒がイエス様を崇めるが如く推しを崇拝します。
 他の女子がオシャレや恋に夢中になったりお金や時間を割いたりするのにオタク(私)は推し>自分優先度だったんですよね...自分自身への興味よりも推しの方に興味があったので。
 20代中盤の今は推しよりも自分のことに精一杯だったり、一番オタク的な青春していた大学生の頃よりもそちらに興味がなくなって結果的に自分磨きというか自己投資にようやく金や時間を回せるようになりました。容姿・体力(筋力)や健康・教養・食、全部金や時間が自分にリソースがあるならこっちのがいいやって。

【声優さんとか制作会社に異様に詳しい】
 これは声オタ・アニオタあるあるだと思います。
私は小学生の頃に『涼宮ハルヒの憂鬱』を見てオタクとしての自我が芽生えたのでかれこれ15年程オタクとして何も己を疑わず生きてきました。(それまでは深夜アニメもラノベも声優の存在さえも知らないただの読書&少女漫画好きでした)
ハルヒをきっかけに声優さん、制作会社などに注目するようにもなりました。(特に京アニさんは私の青春でした...らき☆すた、CLANNAD、Free!...)
 最近はお若い声優さんの数がめちゃくちゃ多くて追えません!!!!!わかりません!!!!すみません!!!
「実家ジャンル」でメインデビューしたての新人・若手男性声優さんを推しててそこで時は止まってます...女性声優さんはラブライブ!シリーズの方は名前覚えてる程度です(が深くは追っておらず曲だけ聴いてます)
 最近はあまり声優さんの情報を敢えて見ないようにしています...もう若手の声オタは疲れた...精神的に。声優さんのパーソナルなこともあまり知ろうとは思わないで「私はそのキャラが好きで、その声を当ててる人」ってだけ思ってからは気がラクになりました。

【課金は正義!&円盤やグッズの売り上げで続編・存続・人気は「私が支える」精神】
 確かに課金や売り上げはコンテンツ存続のためには必要不可欠だと思っておりますし、その人にとって度が過ぎて無ければお好きなだけどうぞ...と思っています。
 「実家ジャンル」第2シリーズの2期がないのは売り上げが足りなかったんだ...と思ったりしてたりしました(今でもちょっと思ってる)。グッズ展開やコラボなどは行われてるのでそのジャンル自体は「生きてる」のかもしれませんけど新たなストーリーの動きが無いってことはもう「死んだに等しい、言うなら脳死状態」だと個人的に思ってます。
 ただ私がオタク特有の思想だなぁと改めて思ったのが「私たちが課金や円盤・グッズを買えば続くだろう」と盲信しているのではないか?それによってグッズを購入してるのではないか?ということです。結局はどんなに自分が課金しても運営や制作の都合でサ終や続編がないなんてあると思います。もし、そのキャラのグッズがどうしても欲しくて買ったのではなく「そのキャラ人気がないって思われたくないとか続編の制作資金にして欲しい」って思いで買ってたなら今の私なら『なんて不毛な...』なんて思わず呟いてしまいます。またそう思うことで実家ジャンルの続編がない事に不満を持たないように抑圧してる気がします。
「〇〇は俺の嫁!」って2000年代くらいにオタクがよく宣ってた様な気がしますが言葉が廃れただけで「俺が嫁を養う(支える)」ってメンタルの根本は現代でも変わってない感じしませんか?

②定義から客観的に見たオタク
 【ファッションが独特】
→周りを見ずに自分が好きな物を身につける「オシャレ」なので似合う似合わない、浮いてる浮いてないがわからない、モチーフ入れたがる...ハイ私がそうです。
もしくは飾り気がなさすぎるタイプの方もいらっしゃいますよね(最近あまり見ない気がするけど)
 あと姿勢が悪かったり体型が太過ぎか痩せ過ぎ、締まりのない見た目の不健康さがオタクっぽさ助長しますね(泣)

 【知識の幅が狭くて深くて偏っていて話が一般人と中々合わない、続かない】
→一般人「最近アニメやってる〇〇って作品好き」
 オタク「私も〜!Aさん主演と主題歌出てるしBスタジオが作ってて毎回作画神〜!!」
 一般人「ヘ...へぇ〜...私そこまで見てないや」
 オタク「アハハ...私〇〇結構好きでね...」
ってなったりしたこと1回はあるでしょ?
ベン図で書いたらわかりやすいかも。我々オタクと一般人が見てる作品の視点...。
そして推し語りだけで会話が途切れてしまう...他の話題にそこから繋げて広げてもっていけないのだ。
 勿論様々なことに教養が深い方もいらっしゃるとは思いますけど、過去に聖書にもあるような超有名なアダムとイヴの逸話さえも通じなかったオタク人が知人でいたので愕きました...ハイ。
 私もエンタメなどの流行には疎いですが時々の話題や一般教養を更に身につけなくてはならないと思いました。色々外の世界を知ってると作品を見た時に考察も捗りますしね!
 
 【推しが出るまで取れるまで課金するなんてギャンブルと同じじゃない?】
→これはオタクの自我が死んだ私が思ってることです。
 時々ガチャ無料の石が貯まった時とかやってお目当てが出ると脳内麻薬ドピュドピュだし、出ないとつい課金したくなる...本当にガチャとランダム商法とプライズ品はギャンブルだと思います。


③結局「オタクと一般人の境目」とはどこか
 ・作品や人物に入れ込み過ぎない
 ・自分自身にもお金や時間を割く
 ・推し以外の事にも目を向ける
 ・推しで「自分のごきげん」を取りすぎない、左右されない
 ・TPOにあったファッションがきちんとできる

 少なくとも今の脱オタしようとしてる私が思いつくのはこれくらいでしょうか?
これらは過去の自分自身への反省点や未来の自分に向けた改善点をもとに書いています。

 オタクであることに悩んでいる人がこれを見て「わかる〜!」と共感してくれたり、参考になれば幸いです。

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