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こどもに自信を持たせるコツのはなし

こんばんは!

こども合同会社のさいとうです!

今日はこどもの【自信】のお話をしたいと思います。

自信とはその字の通り、自分を信じること。

自分を信じる子はどんなことができるかというと、

●やったことないことにもまぁまぁ億さずチャレンジしちゃう

●失敗しても、前向きに頑張れちゃう

●自分の意見を持って、発信できちゃう

まあ、良いことばっかりですよね。親はみんな子供に自信の持った子になって欲しいと思っている。でも、意識的に自信を持っている子に育てるのってめちゃくちゃ難しいんですよね。正確に言うと難しく考えちゃうんですよね。

じゃあ自信をつけるためにはどうしたら良いのか、これを聞くと、だいたいの親が正解を言います。

【 ほめて育てること、存在を認めてあげること、感謝を伝えること。】

特にほめてあげることっていうのはほぼ100%出てくる答えです。

これ自体は正解なんですが、これが意外とめちゃくちゃ難しいんです。

なんで難しいかを考えたんですが、

親の期待値を超えたときは素直にほめられるけど、期待値を下回った時に怒っちゃう、めちゃくちゃ下回った時にカーーッツとなって人格すら否定しちゃうようなことを言っちゃう。そうすると自信を蓄積するよりも自信を失わせる機会の方が多くなちゃうみたいなことがよくあるんですね。だから子供に期待しちゃえばしちゃうほどほめるのがむずかしくなっちゃう。

ある子でこんなことがありました。

小学2年生、せっかくやった宿題を持っていくのをよく忘れちゃいます。。。学校の用意は自分でしていて、連絡帳に書いた持ち物を見ながら必要なものをランドセルにつめていきます。連絡帳には国語算数生活音楽・・・と明日の時間割が書いてあり、それを見ながら各教科の教科書やノートを入れていきます。全教科を詰め終わり無事準備完了!が、しかし!学習机の上に置いた宿題が、、残りっぱなし!もう!!毎日声かけないと宿題入れれないの!?なんでそんなあたりまえのことを忘れちゃうの!


ある子でこんなことがありました。

繰り上がりのある足し算のひっ算が理解できておらず、テストで30点。。だいたいの子は80点以上をとっている。授業ちゃんときいてるの!?こんな基礎でつまづいてて将来どうするの!と親は激怒!テスト問題と似た練習問題を必死でやらせて、泣きながら問題を解く子供。

これじゃあ自信は育たないですよね。


これ、共通していることがあります。それは、これくらいはできて当たり前という親の期待値と、子供が難しいと感じる部分の乖離です。

親からするとみんなが10くらいできてるからとか、私が子供の時は10くらいできたからとか、10くらいはせめてできててほしいとか、で、3くらいにいる我が子にめちゃくちゃ焦りを感じちゃって、ほめるとことか考えてる場合じゃないってなります。

じゃあどうすればいいか、

コツは1~2学年くらいハードルをさげて考えてあげるということ。

具体的には、今回のケース、持ち物を考える時に宿題を入れるという当たり前のこと(親の当たり前)ができない場合は、時間割の最後に「しゅくだい」と書く。明日の用意をする時に時間割を見て最後に「しゅくだい」と書いているのを見て、あっ!!ってなって学習机に取りに行ったら、死ぬほどほめてあげる。

勉強の場合は、そこまで戻らないといけないの?(親の考えるそこまで)ってところまで戻って、子供がスラスラ解ける問題をやらせる。スラスラ解けたら死ぬほどほめてあげる。

つまりは、手放しでほめてあげるところを見つけるのが難しい状況の場合、ほめられる要素を親がつくってあげるってイメージだと割と簡単にほめることができます。

そんなんじゃ、特に勉強とかはおくれをとってしまうって思っちゃうかもしれないですが、自信がついてくると勉強に向かう姿勢とかもかわってきます。その状態を親が作り続けてあげて、ちょっとずつ難易度をあげてあげる。10できて当たり前と思ってて3にいると思うなら、いきなり10を求めて叩き込むんじゃなくて、2.5くらいからはじめて、ほめまくりながら0.5ずつくらいあげていくイメージで大丈夫です。しばらくは10に追いつかない日々が続きますが、自信をつけていけば、必ず追いつくどころか追い越します。

自信があると、自分から進んでほめられるような行動をするようになります。自分自身も大事にできて、周りも大事にできます。いいことばっかりなので、ここは習い事でもお手伝いでもなんでもかんでも、親の、こうあるべき、これくらいはできてほしい、ここまではやってほしい、周りとの比較、そういったことは一回忘れて、ほめ場つくりをしてあげてください。

自信育てがうまくいって親も子供も笑顔であふれることを願っています(^^)

こども合同会社 代表 さいとう

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