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『良い子』ってどんな子??良い子症候群とは

こんばんは!
こども合同会社のさいとうです!

『良い子』

あの子は良い子だから、良い子になりなさい、良い子だね~~ 
普段子育てで何気なく使っている『良い子』について考えてみました。

そもそも良い子って何だろう?逆に悪い子ってどんな子?

ニコニコ大百科によると、、、
『よいこ(良い子)とは、良い子供のことである。いいこ。』

なるほど、良い子供だそうです。わかりやすい。


では良い子供ってどんな子なんだろう。

勉強ができる?お手伝いができる?スポーツがうまい?

正直全部何となく違和感を感じます。


逆に良い子だなって判断する側で考えてみたらわかるような気がしてきました!

良い子だなぁって感じる時は恐らく2種類あって、

①『自分がこれくらいしてくれたら嬉しい』をしてくれた時
②相手が喜ぶようなこと、褒められるようなことを先回りでやってくれた時

が多い子は良い子判断ができて、それが逆にできてない時に悪い子になるんじゃないかなぁという気がします。


子守唄 ねんねんころりよの歌詞の

『ねんねんころりよ おころりよ
    ぼうやはよい子だ ねんねしな』

この場合のよい子は?

恐らくめちゃくちゃ寝て欲しいというお母さんの期待を叶えて
歌詞の通り横になってスッって寝たら、まぁ、なんて良い子なんでしょう!
ってなりますよね。


ただ、

①の『自分がこれくらいしてくれたら嬉しい』をしてくれた時

に関してはすごく気をつけないといけないと思っていて、
大人が思い描く期待が強い場合、いつまでたってもこの子は良い子じゃないってなる気がするし、なんでこんな問題もとけないんだ、とか、何でこんなこともできないんだ、とかで、人によっては良い子のはずなのに、この親の場合は悪い子になってしまったり、親の基準がブレブレだった場合、曲がった正解を植え付けてしまいます。

親の期待値によって、良い子にも悪い子にもなり得るという危険があるので、①の場合、子供自身が良い子でいなきゃ。の判断をする時に、親の言う通りの行動しかできない子になるんじゃないかなぁと感じています。

と思って、①に関して調べてみると、

なんと世の中には実際に

「いい子症候群」

という言葉があるようです!


まとめると

保護者が思い描くような「いい子」でいようとする子供のことで
保護者が不機嫌になることを恐れ、どうしたら保護者が喜ぶのかを常に考えてしまう。子供は良い子でいようとして、自分の気持ちを抑えてしまい、
保護者の言う通りにしか行動できず、自分の意思をもてなくなってしまうこと。

「いい子症候群」の子供はこれらの積み重ねによって、トラブルの回避方法がわからないまま成長してしまったり、コミュニケーション力が低下してしまったりする可能性があります。
「いい子症候群」の子供は保護者と一緒にいるときに「言うことを聞くいい子」でい続けようとするあまり、保護者のかたの目の届かない場所ではたまったストレスをよくない方法で発散しようとすることもあります。例えば家の外ではいじめる側になってしまったり、幼稚園や学校などの先生の言うことを聞こうとしなくなったりといったことが行動として現れる場合もあるようです。

これはすごいわかる気がするし、気を抜いたら親はしちゃいがちだと感じます!

それと比較して②の

相手が喜ぶようなこと、褒められるようなことを先回りでやってくれた時

に関してはちょっと①とは性質が違って、急に手伝ってくれたり、いっつも消し忘れる電気をちゃんと消せたり、知らないところで学年の下の子を助けてあげてる姿をみたり、自発的に子供たちが行ったことに対して嬉しくなった時に良い子だねって褒めちゃうやつだと思います。

①は親の期待に応えようとする感じが入ってしまっているのに対して、②は褒めてもらうような行動をしたいという、子供の意思を感じるので、ということは、②の方向性にもっていくのが、「いい子症候群」ではない『良い子』を育めるんじゃないかと考えます。

その為には日頃の褒め方とか、褒める機会の作り方とか、褒めるタイミングとかが重要になってくるんだと思います。

ということで、次回の記事は褒め方について考えてみたいと思います!

大人の顔色をうかがい親の期待通りの子ばっかりが溢れかえるよりも、先回りして子供が大人をいい意味で裏切り続けて大人も子供も嬉しい状態がいっぱいに溢れている社会になったら絶対楽しいだろうなぁ。

こども合同会社 代表 さいとう

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