こづ堂@昭和レトロ衣装研究

1960年代を研究しています。映画や本を資料に記事を書いていくのでよろしくお願いします…

こづ堂@昭和レトロ衣装研究

1960年代を研究しています。映画や本を資料に記事を書いていくのでよろしくお願いします!映画のヴィジュアル部分について調べてます(たまに感想も)。

最近の記事

1960年代あたりニュース!

こんばんは。 今回は、1950年代~1970年代くらいのニュースを紹介します。 雑誌、展覧会、映画の話題をお届け。 それではスタート! 【3月】雑誌「Lightning(ライトニング)」が創刊30周年 アメリカンカルチャーやアメカジファッションを扱う雑誌「Lightning(ライトニング)」 が3月で創刊30周年をむかえました。 3月29日発売の5月号は「アメリカを愛して 創刊30年特大号!!」と題し、編集部員や業界人が30年を振り返る記念号となっています。 デニ

    • 【1950年代~1960年代】東宝名画座に川島雄三監督12作品が入荷

      おはようございます。 今回は、1950年代~1960年代ニュースを紹介します。 旧作日本映画の最新情報をお届け。 それではスタート! 【日活】赤木圭一郎主演作品全てが配信化完了 1961年に21才で亡くなった伝説の俳優・赤木圭一郎。 2023年12月、「海の情事に賭けろ」(1960年)がAmazonプライムで配信化され、ついに赤木圭一郎主演作品全てが配信で観られるようになりました。 ノンクレジットを含めた赤木圭一郎出演作品では、「仮面の女」(1959年)「俺は淋し

      • 1950年代から1970年代のニュース!!!

        こんばんは。 今回は、1950年代から1970年代のニュースを紹介します。 そんな頻繁にニュースは見つからないと思いきや、探したら見つかるものですね。 それではスタート! 【1950年代】昭和30年代が舞台の短編映画「馬橇(ばそり)の花嫁」が今夏公開予定 2024年夏公開予定の短編映画「馬橇の花嫁」は、昭和30年代の十勝地方を舞台に、馬と人の絆や当時の人々の生活を描いた作品。 無事、クラウドファンディングで制作資金500万円を調達できたので、あとは完成と公開を待つの

        • 1960年代ニュース2024年2月4日号

          こんにちは。 今回は、1960年代ニュースを紹介します。 1960年代関連のトピックって、探すと意外にあるんですよね(50年代の話題が入ってるのはご愛嬌)。 それではスタート! 【1月29日】ユリイカで「クレージーキャッツ特集」が組まれる 1月29日発売の雑誌「ユリイカ」2月号は、クレージーキャッツ特集。 クレージーといえば、犬塚弘が昨年10月26日に亡くなり、存命メンバーはゼロになりましたよね。 今回の特集では、さまざまな対談や寄稿文で、戦後最大のスターグループ

        1960年代あたりニュース!

          【1960年代】視聴困難な映画作品(日活編)

          こんばんは。 今回は、1960年代の視聴困難な映画作品(日活編)を紹介します。 日活は他社に比べて旧作の配信化が活発ですが、それでも配信化やDVD化されてない作品もあります。 それでは見ていきましょう。 「六三制愚連隊」(1960年) 和田浩治主演の青春映画。 和田は1960年に出演作が10本公開されていて、10代のころにめちゃくちゃ活躍した俳優です。 実は、この「六三制愚連隊」以外の1960年公開の和田出演作品すべてが配信化されている状況。 基本、若者映画は登

          【1960年代】視聴困難な映画作品(日活編)

          【1960年】「小僧シリーズ」を紹介します

          こんばんは。 今回は、和田浩治主演の「小僧シリーズ」を紹介します。 和田ふんする拳銃の早撃ちとドラムが得意な少年の活躍を描くアクション映画で、1960年に3作品が作られました。 それではスタート! 「素っ飛び小僧」(1960年) 兄を探す早撃ちのジミイ(和田)がギャングたちと戦うアクション映画。 和田は、チロリアンハットに革のブルゾン、スウェット、デニム、ローファーという出で立ち。 「疾風小僧」(1960年) 北海道を舞台に、疾風小僧サブ(和田)が、ある殺人事件

          【1960年】「小僧シリーズ」を紹介します

          【1960年代前半】鈴木清順×和田浩治の映画

          こんばんは。 今回は、1960年代前半の鈴木清順×和田浩治の映画を紹介します。 1960年~1961年に監督が鈴木清順、主演が和田浩治の映画が立て続けに公開されました。 それではスタート! 「くたばれ愚連隊」(1961年) 淡路島を舞台に、定夫(和田)が名家の跡取りということが発覚し、母親探しをする話。 「東京騎士隊」(1961年) 松原孝次(和田)が亡き父のあと、三代目として建設会社を継ぎ、敵対する会社と闘い、父の死の真相を確かめるアクション作品。 「

          【1960年代前半】鈴木清順×和田浩治の映画

          【1960年代前半】川地民夫主演の不良映画

          こんばんは。 今回は、1960年代前半の川地民夫主演の不良映画を紹介します。 爽やかな役を演じることもありましたが、不良ややくざ、サイコパスな青年役のイメージも強いですよね。 今回はすべて白黒作品です。それではスタート! 「狂熱の季節」(1960年) 少年鑑別所を出た明(川地)がジャズ狂いなクズな若者で、やりたい放題やる作品。 若者のエネルギーと時代の空気を感じ取れる映像で、とても刺激的です。 音楽とテンポがよく、蔵原監督らしさも感じられます。 「すべてが狂って

          【1960年代前半】川地民夫主演の不良映画

          【1960年代初頭】タイトルに“海”が付く日本映画

          こんばんは。 今回は、「1960年代初頭のタイトルに“海”が付く日本映画」を紹介します。 3作品ともAmazonプライムで観られますし、ビジュアル的にも内容的にもオススメ。 それではスタート! 「海底の挑戦者」(1960年) 梅宮辰夫主演の海底アクションドラマ。 海上で志摩礼子(二階堂有希子)が行方不明になり、彼女の恋人青木(木川哲也)がヨットの上で殺される事件が発生。礼子の兄・志摩良平(梅宮)は船乗りをやめ、妹のゆくえを探しはじめると…。 1960年代前半、梅宮

          【1960年代初頭】タイトルに“海”が付く日本映画

          【アマゾンプライム】1960年代映画ニュース

          こんにちは。 今回は、1960年代映画ニュースを紹介します。 12月、Amazonプライムでいろいろな動きがあったので、取り上げることに。 それではスタート! 【11月29日】日活がAmazonプライム「日活プラス」を開設 映画会社の日活が、11月29日に新チャンネル「日活プラス」を開設しました(月額390円)。 石原裕次郎や吉永小百合、宍戸錠などが主演のクラシックな映画が数多く配信される予定で、初配信となる作品も多く控えているとか。 「星の瞳をもつ男」(1962年

          【アマゾンプライム】1960年代映画ニュース

          【1950年代~1970年代前半】レトロファッションニュース

          こんばんは。 今回は、レトロファッションニュースを紹介します。 1950年代から1970年代前半までのレトロなファッションにかんする最新ニュースをお届け。 それではスタート! 【11月3日】中条あやみが万博ファッション 11月3日、大阪市の御堂筋で、「御堂筋ランウェイ2023」が開催されました。 このイベントで、女優でモデルの中条あやみが2025年大阪・関西万博を盛り上げるコーナー「ROAD TO 御堂筋EXPO ファッションランウェイ!」に出演し、大阪万博の制服を

          【1950年代~1970年代前半】レトロファッションニュース

          【1960年代】伊藤るり子出演映画3選

          こんばんは。 今回は、1960年代の伊藤るり子出演映画を紹介します。 1960年代から1970年代にかけて、日活映画やテレビドラマで活躍しました。 ただ、映画ではヒロインになることが少なかったので、知らない方も多いかもしれません。 それではスタート! 「東京は恋する」(1965年) 【ストーリー】 美大生を夢見る看板屋・塚口明男(舟木)は、ある雨の日に雨宿りをしている女性(伊藤)を見かけ、恋に落ちていく。 舟木一夫が好青年すぎるのはいつものことですが、珍しく伊藤るり

          【1960年代】伊藤るり子出演映画3選

          【1960年代】西尾三枝子出演の青春映画3選

          こんにちは。 今回は、1960年代の西尾三枝子出演映画を紹介します。 1960年代半ば、可憐な魅力をふりまいた西尾三枝子。人気ドラマ「プレイガール」で知ってる方も多いかもしれません。 当記事では、西尾三枝子の初期の3作品をピックアップしていきます。 それではスタート! 「美しい十代」(1964年) 【ストーリー】 みなし子の竹内ミカ(西尾)は、仕事を探す途中に、チンピラの津村純(浜田)は偶然出会い、親密になっていく。 チンピラの男とみなし子の少女の恋物語。 西尾三枝

          【1960年代】西尾三枝子出演の青春映画3選

          【比較】50年代裕次郎映画と60年代渡哲也リメイク作品

          こんばんは。 今回は、1950年代の裕次郎映画と1960年代の渡哲也リメイク作品とリメイク作品を紹介します。 この時代、石原裕次郎主演の映画をのちに渡哲也主演でリメイクされるということが何度かありました。 裕次郎か渡哲也かで、けっこう作品の雰囲気が変わります。 それではスタート! 「嵐を呼ぶ男」 【作品紹介】 流しのドラマーがスターに駆け上がっていく姿を描いた石原裕次郎の代表作。 森英恵が北原三枝の衣装を担当。裕次郎は基本スーツ姿。 1957年でカラーの石原裕次郎

          【比較】50年代裕次郎映画と60年代渡哲也リメイク作品

          【1960年代】高橋英樹出演の青春映画

          こんばんは。 今回は、高橋英樹出演の60's青春映画を紹介します。 1960年代、ナイスガイの愛称で日活映画で活躍、時代劇や任侠映画のイメージも強いですが、青春映画にも出ていました。 さいきんはNHKの「芸能きわみ堂」の司会をしてますよね。あと、アメブロを頻繁に更新。 それでは、ナイスガイ出演の古き良き青春映画を見ていきましょう。 それではスタート! ※紹介した作品すべて、Amazonプライムで観られます 「若者に夢あり」(1962年) 【ストーリー】 複雑な家

          【1960年代】高橋英樹出演の青春映画

          【戦後から1970年代まで】映画・エンタメの新刊紹介

          こんばんは。 今回は、さいきん発売した戦後から1970年代のエンタメや映画に関する本を紹介します。 意外にいろいろ出てますよね。 それではスタート! 【9月28日発売】「必殺仕置人大全」 1973年に放送された時代劇「必殺仕置人」の50周年記念本「必殺仕置人大全」が、9月28日に発売になりました。 必殺シリーズ第2作目にして、藤田まこと演じる中村主水(もんど)が初登場しました。 「必殺仕置人」に加えて「新必殺仕置人」(1977)を徹底解剖した内容で、キャラクター紹

          【戦後から1970年代まで】映画・エンタメの新刊紹介