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【50'sー60's】最近みた日活映画のヴィジュアルチェック

こんばんは。

今回は、最近みた日活の映画でヴィジュアルが気になった作品を紹介します。

「恋人をさがそう」(1967)

U-NEXTで観られます。


西郷輝彦主演の青春映画。

西郷輝彦がモテる男の役です。

あるシーンを除いて、ヴィジュアル部分で特に注目すべき部分は見つかりませんでした。

ヴィジュアルチェック

その「あるシーン」とは、西郷輝彦が"GQメンズウェア"というブランドの服のモデルをするシーンです。

オープニングに「協賛 GQメンズウェア」というクレジットがあり、いま調べても出てきませんが、そういうブランドが当時あったようです。
株式会社飯嶋で手がけているブランド。

ブランドを説明した看板のようなものが一瞬だけ映るのですが、そこに書いてある文言で読み取れた文字が以下になります。

SWINGR MODE BY GQ、アメリアッチ、ヤンキー、リゾート

アメリアッチは音楽の演奏スタイルのことです。

画像を見た感じや立てかけられてる服を見ると、リゾート風のファッションを提案するブランドのようですね

柄の入ったシャツやポロシャツ、タンクトップにバケットハットなど肩の力を抜いたファッション。

ヤンキーという文言がありましたが、今で言うストリート系ファッションに近い要素も感じます。

有名なブランドだとしたら、また違う映画で出会うこともあるでしょう。

「夜の牙」(1958)

DVDマガジンが出ています。

石原裕次郎主演のアクションスリラー。
好きな雰囲気の映画でした。
途中で物語の核心部分に気づきますが 笑。

ヴィジュアルチェック

50-60年代の日本映画で、トラッドな雰囲気のグレーのオーバーオールを初めて観ました。
着用している女性は浅丘ルリ子です。

現在だと、(グレンチェック柄で多少の違いはありますが)、↓の画像が本作の浅丘ルリ子に近い雰囲気。

そして、オーバーオールの上に五分袖のアウターを重ね着している着こなしも素敵ですね。

こういう着方は、当時の映画でかなり珍しいと思います。

「堂堂たる人生」(1961)

DVDマガジンで観られます。

石原裕次郎主演のサラリーマンもの。
東宝で人気だった森繁久彌主演の「社長シリーズ」に日活が便乗した作品です。

全編ほぼスーツなので、衣装で語ることはないのですが、オープニングに注目です。

ツクダヤのレトロな玩具が映ります。

ツクダヤに関しても情報が↓くらいしか見つかりませんでした。
1974年以前のことが知りたいのですが。

画像1


出典: https://dic.nicovideo.jp/a/ツクダオリジナル

劇中でも玩具がたくさん映ったら、かなり資料性の高い作品になったでしょうね。

また気になる作品に出会ったら紹介します。

ではまた次の更新で。


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