「大空に乾杯」(1966)とANAの制服
こんばんは。
実は私、昔の航空会社の制服のデザインにも興味がありまして、
今回紹介するのは、そんな私のテンションを上げてくれた作品。
「大空に乾杯」(1966)
(↓私は400円でレンタルして観ました)
吉永小百合主演のスチュワーデスと花が好きな青年のラブストーリー。
全日空が協力。
がっつり制服と機内、機体が映ります。
明るいブルーの制服、良いですね。
飛行機が出てくる、飛行機の中が映る映画は数あれど、一瞬だったり、1,2分くらいなので、集中していないとディテール部分を見逃すことも。本作はその点、安心ですね。
ヴィジュアルチェック
機体はボーイング727だそう。
全日空(ANA)の協力を得た作品ということでANAの66年当時の制服なんですが、
デザインが中村乃武夫(のぶお)!
前、紹介した「女の勲章」の衣装デザインも担当した有名デザイナー。
65年までは社員デザインの制服(上の画像の左)だったので、66年製作の映画でよかった!
(公開1966年2月25日 制服の切り替え1966年3月から だから、吉永小百合らは切り替わる前に新しい制服ん着てたんですね。)
スチュワーデス奮闘記ではない
ただ、スチュワーデスが仕事で失敗しながら成長するお仕事物語ではないです。
スチュワーデスの仕事のシーンも映る映画くらいに思ってもらえれば。
考えてみたら、この頃の吉永小百合は の忙しさは半端じゃないので、スチュワーデスの業務に力を入れる映画だと準備が間に合わなかったでしょうね。
60年代定番の娯楽作品ですね。
相手役は日活映画で黄金コンビの浜田光夫
着物にも着替えたり、美しい花が出てきたり
日活作品では定番のナイトクラブのシーンもあります。
エンターテインメント要素が詰め込まれた作品です。
航空会社の制服については次回に続きます。
ではまた次の更新で。
【参考文献】
✔︎3代目はターコイズブルー 皇室デザイナーが担当 全日本空輸(ANA):イザ!
https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/life/news/171119/lif17111908290005-s1.html
✔︎ANA、国際線定期便就航30周年を記念した「歴代CA制服フライト」を実施 ファーストクラスとビジネスクラスでは復刻パフェをシェフ自ら提供 - トラベル Watch Watch
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/746708.html
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