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おわりとはじまり

昨日10/31は衆議院議員総選挙投開票日でした。
期日前投票の人数が、これまでと比べて多いとか
当日、投票所でいままでにないほどの混雑をみて
もしかして、投票率上がるのか!?なんて期待しちゃいましたが

実際宇和島市内の投票率は36.82%(宇和島市選挙管理委員会より)
愛媛県選挙管理委員会の発表だと、宇和島市は56.49%

ここの差は期日前投票の人数をまとめているかどうかなのだろうか?

愛媛県選挙管理委員会のまとめによると
宇和島市の有権者数62522人のうち27214人が棄権している

行かなかった人の背景はわからない
病気療養中かもしれないし
行っても意味がないと思ってるからなのかもしれないし
そもそも、投票日とか知らないしかもしれない

行っても行かなくても…の気持ちも分からなくはない

投票率が上がるほど議席が減って困るという与党とか
どんなに低い投票率でも、議席を多くとったら国民から信頼を得たという
結果になることとか考えると
いま、とっても満足してていうことないし将来何があっても大丈夫な人以外は、意思表示しないとなと思った

今回、結果は自民党が単独で過半数の議席をもち
愛媛県内でも1~4区すべての選挙区で自民党の候補者が当選した

どうやって投票する人を選んでますか?

地元の名士と考えられていて、先生!とよばれているから?
できるひとにまかせておけばいいのよって
知名度とこれまでずっとそうだった人にいつもと同じように投票する

あのとき、大変だったとき力になってくれたとか
小さい時から知ってるし
昔こんなことしてくれたという義理で投票する

実際に会って、話を聞いて、人柄に惹かれて投票する

自身の公約と、所属している党の公約とを知って
自分の意見とすり合わせて一番近い人に投票する

いろいろありますよね

これまでも、今回の結果を見ても
上3つで選んでいる人が多いんだろうなと思う

あれだけ問題発言をしたり、えーー!?っていう政策うちだしたり
こまった人とされていた方々の小選挙区での当選や

大阪のように、いつぞや変えてくれたからみたいに維新がたくさんだったり

個人だけみたらとても人柄もいいし
自身の公約は良いなと思っても、やっぱりどこに所属しているかで
大きな軸は見えてくるわけで

この人!!という思いで投票することが理想ではあるのかもしれない

でも、そのひとどの党に所属してて
その党はどっちの方向へ向かおうとしているのかを
見極める必要があるとわたしは思う

個人でできることももちろんある
政治だから、政治でしか変えられないこともあって

結局は自分でしょ?もわかるけど
社会の中で生きて、暮らしているならば

政治の影響は良いも悪いも受けていて
それでしかどうにもできないこともあるとわたしは感じている

だから、想いだけじゃなくて全体を観て投票したいなと思う

母という視点で見たとき

教育現場でも、あちこちで多様性多様性っていわれているなかで
今回の選挙期間中、気になったのは
愛媛のとある候補者が「ねじれ国会の状態はおかしい」と発言していたこと

いま、参議院も与党が大多数を占めていて
今回の衆議院選挙で、こちらも与党多数

いろんな意見を取り入れながら議論を進めてほしいから
与党以外に1票を!!って思ってた

改憲が良い悪いじゃなく
いま変えようとしている与党がだしている草案はやだと思ってる
感染症の対策ひとつとっても納得できるものがほとんどない

どっちも多数派の意見で簡単にいろんなことが通ってきて
その内容があまりにもひどいと感じることも多くて
それに待ったをかけることができなくなっていることが怖くて

与党だから、自民党だからイヤじゃなくて
こっちがよくて、あっちが悪くてじゃなくて

子どもたちの未来に「戦争」とか入れたくないし
そこに送り出すとかは考えられない
なんとなくいろんなことが同調圧力という名の強制モードに
切り替わっていて、なくなりそうな危機感のある
「権利」と「可能性」と「いのちの価値」を
今と同じようなもので引き継いでいきたいと思っている

それは、母だけでなく子どもに関わっているすべての人が
感じて思っていることだろう

だからわたしはあえて「ねじれ」推奨だし
またねじれではなくなったけど、いろんな人の声を拾って
丁寧に議論を進めてほしいと願う

ここからがまた新たなはじまり

投票日は終わり、これからまた4年の選挙期間がはじまる

もう何期も勤められている議員さんも
初めて議員になった方も

これからわたしには想像もできないような場で
さまざまなことを議論し、決定していくことになる

国民のために何が最善なのか
考えていない人はいないはず

ものすごい責任、プレッシャーだと思う

それを一緒に背負うのはわたしたち

誰かがやってくれる
えらいひとに任せといたら・・・

その地区で当選した議員さんは
投票してくれたしてくれなかった関係なく
そこの地域の声を拾おうとしてくれるはず

これから、その人がどんな声を必要としてて
どんなことを思っているのか
わたしたちの声を届けるだけじゃなくて
その人の声も聞きに行こう

ここがはじまり

市議会議員さんも
県議会議員さんも
国会議員さんも

その人たちの見ている世界に
わたしたちがちょっとでも登場してたら
それが、見張られているような圧じゃなくて
観守ってくれている安心感だと
共に創る社会は少しずつできていくのかもしれない




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