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藍で染める柄 #23

色々なしぼり方を試すのも楽しいけど…
ひとつの絞り方を掘り下げていくのも、また楽しい。

今回の絞り方は「巻き上げ絞り」。生地にヒダを寄せたり、蛇腹に折り畳んだりした後に、ゴムや紐などを巻き付けて染める方法。ヒダの寄せ方や紐の締め具合で、色々な柄が楽しめる!

まずは、生地を蛇腹に折り畳みクリップで仮止め。

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次に紐で巻き上げていく。

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しぼり終えたものがこちら。

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染める。(写真は1回目の薄液)

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絞りの部分が染まっていないのが分かりますね。(この水色も良い色♪)
絞った部分は液が浸透しにくいので、指先で何度かギュギュと押すと良いです。

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こちらが2回目(濃液)の液から出した直後。
空気に触れ、見る見るうちに藍色に変色していきます。(藍に定着する前の緑が良い!この緑が出せたらなぁ…)

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そして3回目(濃液)。
染色後がこちら。なかなか良い藍が入りました!

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少しの間、このまま陰干しをします。
そして…糸をほどくと!

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こんな柄になりました!絞りを強めにしたので、白部分が多く出ています。
今回はこの白い部分を水色にするために、再度1回目で使用した薄液で重ね染めします。

そして出来上がりがこちら。

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ひとつの絞り方でも色々な柄を楽しめます!
次はどんな柄にしようか…。そんなことばかり考えている毎日。w

巻き上げ絞り


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