超低用量ピルのある生活 #0

(cakesで見逃せない問題が続いて、noteもやめようか迷っているけど、一旦ここに書いておきます)

昨日、人生で初めて婦人科に行きました。

私は常々、「すべて子宮のせい」「子宮に振り回される人生なんてゴメンだ」と思っているのですが、その一歩目としてピルを飲み始めることにしました。

「月経困難症」って言葉にビビるな

ずっと気になってはいたけど、一人暮らしで働いてるときはお金に余裕がなくて、デンマークでは医療費無料だけど保険証がずっと届かなかったことや半年で住む場所が変わる=かかりつけ医も変わることなどがあって結局始められず、今また学生をやっていて時間もお金も(訓練給付金などで)多少あるので試してみることに。

それから、ピルには保険適用と適用外があるのですが(避妊は適用外)、月経困難症であれば適用で処方されるんですね。
その月経困難症とはいわゆる生理痛含む月経による体調不良なのですが、それって大体の人当てはまるよね?


「お腹痛いけど、それってそんな深刻なことじゃないし、みんななるじゃん」って思ってる人多いと思っていて、でも生理中じゃないときに比べたら明らかな体調不良じゃないですか。

どう考えるかはあなた次第ですが、月経によって普通の生活が困難になっているなら、「これぐらい〜」と思わずに一回婦人科行ってみてほしい!

(定義上は)少しでも腹痛や頭痛があれば月経困難症の治療として保険適用で処方してもらえるという話を友達に聞いて、私も背中を押されて行ってみたんです。

言いづらいことは紙に書け

念の為病院名は伏せておきますが、色々レビューを読んだり通いやすさを考えて選んだところに行きました。

問診票で生理痛があること、生理周期、できればヤーズフレックスを試したいことなどを書いて、そのあと別の問診票(月経困難症用)で体の部位ごとの痛みの強さ、気分の浮き沈みなどを記入。

0から10で痛みを表すんだけど、10が「考えうる最悪の状態」という基準で、そんなん人によるやろとは思ったけどもこんな主観でしか分からないことをどうにか客観的に表そうとしたらそうなるか...という笑

そのとき初潮の歳を聞かれたんだけど、私はめっちゃ遅くてたしか15歳で、それでも体が15歳から妊娠の準備してることにキモ〜と改めて思いましたね。24歳の今ですら要らないのによ!

この薬を飲みたい!とか、結構痛いんだぜ!?とか、医師に面と向かって主張しづらそうなことは全部紙にそっとぶつけておきましょう。

いざ診察

それから診察室に呼ばれて女性の医師(男女指定できた)と少し話して、"あの台"に乗せられて視診とエコー検査のようなもの(エコー写真みたいに白黒の荒い映像を見ながらの検査)をしました。

"あの台"とは:
私は会社の健康診断の子宮頸がん検査で初めて体験したのですが、おそらく婦人科ではど定番の診察台です。
一見歯医者の椅子みたいなんだけど、座った途端あれよあれよと持ち上げられ、脚を広げられ、なす術なしのおっぴろげ状態になれるアレ。
結構ウケるよ。

とりあえず異常なしということで、希望通りヤーズフレックスを処方してもらえることに!
これが体に合えば、最大120日生理止められるので、大きな希望を持っています...全然1ヶ月以内に出血始まっちゃう人も、副作用が酷くて乗り換える人もいるのは知ってるんだけど。

まずはお試しで1ヶ月分をもらいました。シートがなくなる頃また診察に来て、とのことでした。

それが終わったら小さいタブレットでヤーズフレックスの飲み方(ルールが難しい)を勉強し、看護師からも説明を受け、近くの調剤薬局でピル現物を受け取って終わり!

まちの病院か、都心型病院か

都心の人気そうなところに行ったけど、平日のぎり仕事終わる前ぐらいの時間だったので初診なのの割とスムーズに行ったなという印象。

レビューではすごく評価が高い人と「対応が機械的」「医師が親身じゃない」と低評価をつける人のどちらかだったんだけど、たしかにアッサリした方ばっかりで私はそれがすごく気が楽でした。

「その痛みの程度じゃ保険適用のピルはあげられん!」みたいなこと言われるのかなとかちょっと思ってたし...

ちょっとビックリポイント

あとは触診で「膣内を少し擦るので、その後出血があるかもしれません」とおりものシートを渡されたんだけど、本当に出血してびっくりした。笑

ほとんど痛くもなかったし、擦られた感覚もなかったので、またまた〜と思ってたら生理終わりかけのような茶色い血がちょっと付いてた!

あとは診察のとき、先生との間にカーテンがないことを行ってから知ったので、気になる人は事前に確認してた方がいいかも。

おっぴろげ状態で目の前に医師がいる光景シュールすぎて私は内心めっちゃウケてましたが...あとはエコー検査(?)のときは意味もわからず一緒に画面みて、妊婦検診ごっこみたいな気分になってた。
わたしの可愛い子宮〜♡今からお前を完全にコントロールしてやるからな〜♡の感じです。

ということで、婦人科デビュー戦は無事に終わりました!
全然怖いところじゃなかったし、問い詰められたり否定されたりもなかったし(どんな印象)、全然気軽に行ってよかったんだなと思ってる。

生理痛は人並みにあるし、生理日コントロールできたらハッピーだな〜みたいな人のひと押しになればいいなと思って書きました!

ピルの経過報告はまた追って書こうと思うのですが、次の生理の3日目から飲むことになっているのでとりあえず以上です。

生理のコスパの悪さについてPodcastで愚痴った回です。

チャオ!

2019年夏からの留学資金として、応援をお願い致します〜〜がんばるので〜〜〜