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始まりのとき #1(そのゴミは誰のゴミ)

とある山に
50年以上放置されたままの
大量のゴミがあります。
登山者のポイ捨てや産廃業者の不法投棄といった類いのゴミではなく、
山のレジャーを楽しんだ人がゴミ箱に捨てたゴミ。
レジャー施設を運営していた人が出したゴミ。

何年も何年も捨てられ続けて、何年も何年も放置され、落ち葉が積もり、ゴミの地層が出来上がってしまったのです。

それを目の当たりにした1人の人間が
何でこんなことになっているんだという怒りと
怒っていてもなお感じる美に動かされ
芸術実験の場である無光虹にて
自分が観たモノの再現を試みる行動が始まったのが
2022年の10月。

このプロジェクトに終わりは無い。
ハッピーエンドで終われば良いのですが、
世の中そう簡単に想像通りに事は運ばず、
1年を過ぎて今、2024年が始まり、
世の中が何も変わらないように見えるのなら、
せめて影響を受けている事だけでも
ここに綴って
これに気付いた人の問題提起したい頭を
鼓舞できはしまいかと
いや、期待はしない。
でも
こんなふうに感じて、
考えて、
ゆっくりでも人は
変わって行けるということを
創造的に
伝えられたらと思っています。

何も無かったことになんかできない。
それが一番 強いのかもしれませんが。










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