ハンガリーの心理学者チクセントミハイのフロー(没頭状態)を起こす条件

そもそもフロー(FLOW)とは、

 人間がその時していることに、完全に浸り、精神的に集中している感覚に特徴付けられ、完全にのめりこんでいて、その過程が活発さにおいて思考しているような活動における、精神的な状態をいう。 ZONE、ピークエクスペリエンスとも呼ばれる、心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念はあらゆる分野に渡って広く論及されている。

Wikipediaより引用

 今回はハンガリーの有名な心理学者MihályCsíkszentmihályi(チクセントミハイ)のフローを起こす条件をまとめて記事にしました。

参考文献 https://www.verywell.com/what-is-flow-2794768

1、最も集中できる好きなものごとを1つ見つけ選択してください

 あなたがフローを楽しむためには、あなたの注意を1つのものに集中させる必要があります。現時点であなたが本当に関心を持っていて好きなものでなければなりません。まずはそれを見つける必要があります。予想と法則が認識できる、明確な目的を持つ必要があります。

2、作業を中断しないような、集中できる環境を作る

  誰もいない部屋で、スマホの電源、テレビをオフにしたり。自分の意識をそらすものを排除してください。音もシャットダウンして下さい、耳栓をすると、外部からの音が、シャットダウンできます。作業が、中断されて集中を失うと、フローは消えてしまいます。できるだけ、静かな空間を作ることが重要です。

3、意識を集中させる

 あなたがやっていることに完全に集中してください。一つになってください。フローの状態に到達するには、行動に完全に集中する必要があります。すでにステップ2から気をそらさないようにします。大切なのは、あなたの集中している物事が楽しいかどうか、外部からの情報に意識をそらさない事です。ここが非常に重要になります。フロー状態に入るためには、決して、自分と戦ってはいけません、フロー状態は非常に楽しいのです。さらに没頭状態に入ると、楽しいことすら忘れてしまいます。そのためには、自分がなぜ行動するのか、自分とのつながりを理解する必要があります。

4、フロー状態までは、少なくとも30分以上かかります。

 フローは瞬時に起こりません。徐々に構築され、時間がかかります。ゾーンに入るには、少なくとも30分以上心を集中させる必要があります。時間の流れがなくなり、基本的に時間を忘れている瞬間にフローが起こります。

 ミハイによると45〜75分後にフロー状態に達し、少なくとも2〜5時間そこにいるといいます。彼はフローを楽しんで、それをやることに中毒になったそうです。

5、終了するまで作業を続ける!

フローの状態を最大限に楽しむには、完了するまで作業を続けなければなりません。それが大きな作業であれば、はじめに計画を立てて一気にタスクを全て完了してください。まずは、小さな作業でも良いので、作業を途中でやめず終了する癖をつけましょう。

フローについての結論

 個人的に、ブログ記事などを書いている時、作曲を行っている時に、フローのような状態になる事があります。楽しいを超え、その時は頭で考えていなくても手が勝手に動くような感覚になります。気づけば、あっというまに時間が過ぎ、ものすごい量の作業をこなす事が出来ています。

 終了するまで、作業を続けるというのが、非常に大切だと考えています。休憩などと言って、作業に一度没頭して、途中でやめると、先に進めず中途半端なままになる事が度々あります。フロー状態から抜けてしまう大きな要因はこころや外的要因に意識が行ってしまう事です。まずは自分のやりたい事成し遂げたい事をしっかり計画し、ステップ2のような環境設定をしっかりと行い、楽しみ、意識を今に向けてください。

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