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私の愛-4話-

-ひまり視点-
放課後になった。昼休みに麗奈と村松が話していたのが気になる…
けどそれよりも、麗奈が物理的に傷つく前にカフェに行かないと…!
私「麗奈〜!今日カフェ行きたいんだ!一緒に行こ!」
麗奈「うん、行こっか」
学校を出て、徒歩10分程度のところにあるおしゃれなカフェに入った。
私「麗奈何にする?」
麗奈「キャラメルマキアート!」
私「甘そう…w私はカフェオレでいいや!」
注文を済ませて窓際の席に座った。
しばらく雑談をするものの、これから告白する緊張からか私は雑談に集中できずにいた。
麗奈「そういえば、なんで急にカフェに来たの?」
私「えっと…大事な話があるの。」
もうカフェオレも飲み終わる頃、本題に入ることになった。
緊張して震えていることがバレないように、カフェオレのカップに手を添える。
麗奈「どうしたの?」
私「好き。付き合ってください」
麗奈は少し驚いたような表情をした後、俯いてしばらく返答を考えていた。
急に顔を上げると少し微笑んで、
麗奈「条件があるの」
と小悪魔のように言った。
私「条件…?」
麗奈「そう。お試し期間として、今から1時間だけ付き合うの」
予想外の返答に驚きはしたが、1時間だけでも付き合えるのなら…と思って承諾した。

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