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ちはるのファーストコンタクト(2019年)

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2019年に書かれた(書かれる)「ちはるのファーストコンタクト」のすべての記事が読めます。300本以上あります。月額購読するよりも割安になっています。
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2019年8月の記事一覧

【経験と感じ】「みなさんは教えることの専門職です。なんでも学校や教師が引き受けるのではなく、教えることの専門家として授業の中で実践し、腕を磨いていってください」

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 鎌倉市立深沢中学校で研修をしてきました。タイトルは「教師のための教える技術〜インストラクショナルデザイン入門」で3時間ほどの長さでした。参加者はこの学校だけでなく周辺の小学校・中学校の先生に集まっていただき、60人ほどの参加者でした。

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【本】山口周『ニュータイプの時代』:世界と自分の脚本を書き直す

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、山口周『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社, 2019)を取り上げます。 ■要約ニュータイプは自分の「あるべき理想像(=ビジョン)」を思い描いている。理想像と現実の差分が問題(解決)である。良質な問題が希少化しているという現代の問題は、理想像=ビジョンが描けないからである。 現代では、働く喜びを感じられない、モチベーションがわかない「クソ仕事」が大部分になっている。それは仕事の「意味」が見出せないからである。仕事の意味とは

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【学びの場】12 オンラインディスカッションを意見をもらう場として位置づける

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらく「学びの場とその設計」という話題で書いています。 前回は、オンラインコースのエンゲージメントを高めるための工夫として次の3点を挙げました。 (1) ビデオをなるべく短くすること。15分を超える場合はコンテンツを分割する。 (2) ビデオに対して簡単な課題をつける。クイズや質問を提示する。内容の要約や応用を書いてもらう。 (3) (2)の課題への回答に対してコメントしたビデオを作る。 今回は、オンラインディス

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【アドラーオンライン】25 家族会議はどのような効果をもたらすか

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。しばらくアドラーオンラインの内容で書いています。ビデオと質疑応答で学ぶ「アドラーオンライン(note版)」はちょうど終了したところです。次の募集は9月あたりを予定しています。試し読みは下記のところからできますのでどうぞ。 前回は、共同体感覚を育成するための機会としての家族会議、クラス会議、職場会議を取り上げました。家族会議では議題について話し合い、必要であればルールを決めていきます。しかし、そのこと自体が目的なのではなく、家族

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【フリー】日本エスペラント大会で一般向けに講演します。

日曜日は皆様からの質問やテーマをいただいて「お題拝借」で書いています。質問やメッセージは「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 今回は、質問がありませんのでフリーテーマで書きます。日本エスペラント大会で一般向けに講演します。 第106回日本エスペラント大会は2019年10月12, 13日(土・日)に埼玉会館で開かれます。13日(日)の一般向け公開プログラムで「アドラー心理学とエスペラントの接点」について講演します。9:30-10:30の1時間です。無

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【経験と感じ】軽井沢ゼミ合宿からの追分歩き

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 軽井沢セミナーハウスで一泊のゼミ合宿をしました。去年は人数が少なくて寂しかったのですけど、今年はご覧の通り大勢が参加しました。 セミナーハウスから歩いてすぐのところに、東山あかねさんの家があるということをFacebook経由で知ったので、夜におじゃましてきました。2時間ほど、エスペラントのことや、ホームズのことや、昔話をしてきました。楽しかったです。 その話の中で、シャーロック・ホームズの像が追分にあるということを聞

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【Youtube】24 追分を歩いてみた

金曜日は「思うこと/したいこと」のトピックでYoutubeしています。 ちはるちゃんねる第24回目は「追分を歩いてみた」をお届けします。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」をお読みいただきありがとうございます。このマガジンは毎日更新(出張時除く)の月額課金(500円)マガジンです。また「2019年版」ではその年のすべての記事が月額課金よりも割安(3000円)で読めます。テーマは曜日により、(月)アドラー心理学(火)教える/学ぶ(水)研究する(木)お勧めの本(金)思う

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【本】ヤン、ミリレン、ブラゲン『アドラー心理学を生きる 勇気のハンドブック』:アドラー心理学の「勇気」を実践する

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、ヤン、ミリレン、ブラゲン『アドラー心理学を生きる 勇気のハンドブック』(川島書店, 2019)を取り上げます。 ■要約人生は個人にとって完璧ではない。失敗への恐怖、不完全さに対する受容、比較と競争への対処といった困難が待ち受けている。この困難への答えが勇気である。勇気は自分が誰であるのか、困難にあたって自分が何をしたのかを明確に認識させ、恐怖を前にしての粘り強さ、知性、耐性、持久力を必要とする。この本では、仕事の勇気、愛の勇気

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【研究】13 個性記述的アプローチはその人にとっての「意味」を明らかにする

水曜日は「研究すること」のトピックで書いています。 前回は、ひとつのケースを細かく調べて記述していくという「個性記述的アプローチ (idiographic approach) 」について説明しました。それに対して、たくさんのケースを調べて一般的な法則を明らかにしようとする「法則定立的アプローチ (nomothetic approach) 」があります。 ■ 個性記述的アプローチと法則定立的アプローチの違いを、口調理論に当てはめて説明してくれませんか。 □ 口調理論というの

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【学びの場】11 オンラインコースのエンゲージメントを高めるための工夫

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらく「学びの場とその設計」という話題で書いています。 前回は、オンラインコースと対面のコースの特徴について書きました。オンラインコースは時間的・場所的な自由度が高い一方で、対面の授業や研修ではイベントの一回性や一緒に参加している仲間の存在によって導かれる高い集中と没頭により、参加の度合いが高くなります。そして両者を組み合わせたブレンド型のコースを作ることで双方の長所を生かすことができます。 オンラインコースの良

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【アドラーオンライン】24 家族会議、クラス会議、職場会議をやってみよう

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。しばらくアドラーオンラインの内容で書いています。ビデオと質疑応答で学ぶ「アドラーオンライン(note版)」はちょうど終了したところです。次の募集は9月あたりを予定しています。試し読みは下記のところからできますのでどうぞ。 前回は、アドラー心理学の中心概念である共同体感覚について説明しました。今回は、共同体感覚を育成するための機会としての家族会議、クラス会議、職場会議を取り上げていきましょう。 家族会議(family coun

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【号外】「ちはるのファーストコンタクト」購読者の秘密のグループをFacebookに作りました

Facebookに「ちはるのファーストコンタクト」購読者のグループを作りました。「ファーストコンタクト」の記事になる前の雑談のようなものを流していきたいと思います。また年に何回か会合を企画できたらいいなと思っています。 購読者でこのグループに参加希望の方は、下記宛にメッセージでメンバー登録の申請をお願いします。Facebookのアカウントが必要です。ではお待ちしております。

【経験と感じ】8月始まりのスケジュール帳に切り替えた

土曜日は最近の出来事の経験とその感じを書いています。 お盆の週は、人間ドックに行く以外はだいたい引きこもっています。今年もそんな感じです。 長年コクヨのスケジュール帳を使ってきましたけど、今年から、というか今年の途中から8月始まりのスケジュール帳に変えました。無印のA5判、マンスリー+ウィークリーのスケジュール帳です。見開きで1ヶ月のマンスリーページのあとに、見開き左ページが1週間、右ページが5mm方眼のウィークリーページが続きます。 コクヨのスケジュール帳は書きやすか

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【本】工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』:学校の慣習を本来の目的から見直し改革する

木曜日はお勧めの本を紹介しています。 今回は、工藤勇一『学校の「当たり前」をやめた。』(時事通信社, 2018)を取り上げます。 ■要約学校は、子どもが社会の中でよりよく生きていけるようになるためにある。そのためには自律する力を身につける必要がある。しかし、今の学校は慣習化された手段(宿題、定期考査、固定担任制、運動会のクラス対抗、生徒指導)が目的になってしまっている。これらを変えていくことが必要だ。 ■ポイント定期考査は一夜漬けで済ませるという弊害もある。それをやめて

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