【アドラー心理学入門】#10 アドラー心理学は普通の人をよりよい人生に導く

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。表紙画像はShiraishi Kohkiさんのものです。定期購読者が増えるたびに、感謝を込めてその日の記事を全文公開にしています。

4月12日(木)から早稲田大学エクステンションセンター中野校で開講する「アドラー心理学入門」(全8回)に向けて、アドラー心理学の全体像について連載しています。

アドラー心理学にアプローチする道のりとして次の5つの種類を提示しています。

(1) 5つの基本前提
(2) 3つのキー概念
(3) 治療技法
(4) 応用領域
(5) 現代心理学へのつながり

今回から (4) 応用領域について見ていきましょう。

アドラー心理学は心理臨床やカウンセリングにおいて、「アドラー派」を自認する人たちによって使われています。アドラー派であるかどうかの見分け方は、「5つの基本前提」にのっとっているか、「3つのキー概念」を使っているか、そして最終的にはクライエントに対して共同体感覚を育成するように方向づけているかという視点でチェックすると真偽がわかります。

心理臨床やカウンセリングは、心の状態がマイナスの人(心の病である人)をゼロの状態(普通に生活できる状態)に回復させることが目標です。それ以上に、アドラー心理学は普通に生活している人をより良い生活にするために役立てることができます。そしてそういう人たちを増やすことで、よりよい社会にして行こうという志向性を持っています(その意味でアドラー心理学は社会運動的な側面を持っています)。これがアドラー心理学の大きな応用領域です。

意味のある人生を生きるための具体的な方法として、以下のようなことをアドラー心理学は提供しています。

(a) 生きるということについての全体像を与える
 ・生きるとはどういうことか
 ・何のために生きているのか
 ・どのようなときに幸せになれるか

(b) 自分とのつきあい方
 ・不完全である勇気
 ・感情とのつきあい方
 ・劣等感とのつきあい方

(c) 他者とのつきあい方
 ・対人関係におけるコミュニケーションの方法
 ・対等な関係を築く
 ・協力関係を築く

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向後千春

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向後千春

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