4-お勧めの本

【本】八巻秀、深沢孝之、鈴木義也『臨床アドラー心理学のすすめ』:心理臨床にアドラー心理学をどう活かしていくかのパースペクティブを与えてくれる。

木曜日はお勧めの本を紹介しています。今回はこの本を取り上げます。

八巻秀、深沢孝之、鈴木義也『臨床アドラー心理学のすすめ』(遠見書房, 2017)
https://www.amazon.co.jp/dp/4866160330?tag=chiharunosite-22

■要約

臨床心理学としてのアドラー心理学をどのように活かしていくかについてのパースペクティブを与えてくれる本。ものの見方、関わり方、見立て、介入、連携のそれぞれの視点からアドラー心理学を導入するとどのようになるかについて具体例を取り入れつつ解説している。章末で、著者3人がお互いにコメントを付け合うという書き方も、本の内容を立体的に理解する上で効果をあげている。

■ポイント

自分はカウンセラーではないという人でも、アドラー心理学の臨床的な考え方からさまざまなことを学ぶことができるでしょう。

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