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【教える技術】#11 3つの技能を教えるための土台となる心理学理論

火曜日は「教えること/学ぶこと」のトピックで書いています。早稲田大学エクステンションセンター中野校での「教える技術」講座の内容を連載しています。

前回は、「自分の使い方」を習得することが態度技能であるということを説明しました。自分の使い方というのは、具体的には自分の感情と行動と意志力をコントロールすることです。そうすることで自分とまわりの人々の間に適切な対人関係を作ることです。

ここまでの全体をまとめましょう。まず技能を3種類に分類しました。1つ目は運動技能、2つ目は認知技能、そして3つ目に態度技能です。これらの技能をうまく教えるためには、それぞれ土台となる心理学理論が役に立ちます。

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