コラム用

エゴサーチをするのは、鏡を見ているようなものだからです。

水曜日はフリーテーマで書いています。

エゴサーチを定期的にしています。エゴサーチというのは、自分の名前やニックネームなどをキーワードにして検索をかけることです。英語でも egosearching というようです(wikipedia)。つまり、インターネット上で自分のことがどのような評判になっているかを確認する作業です。

エゴサーチを頻繁にすることが、「ネット依存」の兆候として捉えられていたりします。また、思いがけない中傷や非難を見つけてしまうことによる心理的ダメージもあります。このようにエゴサーチにはネガティブな側面があります。ですので心の繊細な人にはエゴサーチをまったくお勧めしません。

私がエゴサーチをするのは、鏡を見ているようなものだからです。そこから自分のいいところも改善すべきところも、また思いがけない発想のヒントを見いだすことができます。

いずれにしてもインターネット上で何かを書くということは「波風を立てる」ことなのです。波風を立てたくないのであれば、プライベートな場所で書くのがいいでしょう。書くことで自分にも社会にもなんらかの変化を望むのであれば、それは波風を立てることになります。

インターネット上で何かを書いて、それを読者がどのように感じ、考えるかは「読者の課題」です。「私の文章はこのように読まれるべきだ」と言って読者の感じ方を命令することはできません。文章は書かれたものがすべてです。そのように読まれるべきだと考えるならそのように書くのが修行です。

一方、エゴサーチをして、そこから何かを学ぶとしたらそれは「作者の課題」です。自分が書いたことがうまく伝わっているかどうかを点検すること、文章を改善するとしたらどのようにしたらいいかを考えること、いわれのない中傷を無視できるようになること、これらが作者の課題です。そして、それは少しずつ解決でき、成長することができるのです。

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