【教える技術】認知心理学を授業づくりに活かすヒント
火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。
9月18日に東北大学で開かれたFD研修会を聞きながら考えたことをメモしておきます。講師は邑本俊亮さん。演題は「授業づくり:準備と運営」。邑本さんは認知心理学の専門家で古くからの知り合いです。認知心理学を授業づくりに活かすヒントがたくさんありました。
■90分間を構造化する
・導入
・本体
・トピック1
・トピック2
・トピック3
・まとめ
取り上げるトピックは3つが最適(マジカルナンバー3)
■教える材料の収集、選別、配列
新情報と既知情報のバランスは半々くらいが良い。
■3つの「そう!」の法則
「そうなんだ!」という発見をしてもらう。
「そうだよね!」と共感をしてもらう。
「そういえば」と自己関連づけをしてもらう。
■授業ペーパーを配付して使ってもらう
授業ペーパーには、トピックのみを間隔をあけて印刷する。空いたスペースに学生がノートをとる。一番下には「授業へのコメント」を書く欄がある。授業ペーパーは評価される。
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