2-教える技術19

【コーチング】13 傷ついたり、怒りを覚えたりするのは、痛いところを突かれたから

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくコーチングの話題で書いています。

前回は、自分で傷つくときには目的があることを言いました。目的のひとつは、コーチが私の努力を認めてくれていないことを訴えることです。そうでなければ、コーチが期待するイメージの私になることは無理なことを訴えることです。

傷つくときには、悲しみや抑圧された怒りがあります。こうした感情は正しいものです。それは「私の努力は無視されるべきではない」「私は他人のイメージどおりのものでなくてよい」という自分の信念とは違う現実が展開したために起動されたネガティブ感情です。

しかし、よく考えてみると、たとえ自分の信念とは違う現実であったとしても、わざわざ傷つく必要はないのです。ただ、相手に「私は努力しています。それを認めてくれませんか」とお願いするだけでいいのです。あるいは「私はあなたの期待に応えることはできないかもしれません」と宣言すればいいのです。そうすれば、今度はそれを受け取ったコーチの課題になります。コーチの課題は、その努力を無にしないこと、つまり、より効果的な努力の方法を考え出すことです。

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向後千春

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向後千春

早稲田大学人間科学学術院教授。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、教育工学、教育心理学、インストラクショナルデザイン、アドラー心理学。ちはる塾主宰:http://cricenter.wordpress.com/

ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研究アイデア、雑談などです。
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