2-教える技術ヘッダ

大学授業の私語は指定席システムで解決しよう。

火曜日は「教えること/研究すること」のトピックで書いています。

今回は「授業中の私語と指定席」の話題を取り上げます。

先日、私を含めて3人の先生が話題提供をしたあと議論をするというシンポジウム形式の授業をしました。受講生は大学2年生が200人弱でした。

この授業は、各先生が自分の研究についてとびきりの面白い話を提供してくれるので、私自身も楽しみにしている1コマです。受講生の多くも興味を持って聞いてくれました。ですが、必ずいるのですね、声高に私語をするグループが

私はそのとき一番前の席に座っていました。1列あけたその隣で私語をするグループがいました。彼らが一番後ろに座っていれば私も無視できたでしょうが、すぐそばでしたので、彼らに近寄って、身振りで「うるさいよ。静かにして」と示して戻りました。しかし、しばらくしてまた私語を始めたので、今度は小声で「話をするなら出ていきなさい」と言いました。結局、彼らは出ていかずにそのまま受講しました。

なんかこれはデジャヴだなあ、と思っていたら、一年前の同じ授業でも同様のことがあったのです。自分のブログにこう書いていました。

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