1-アドラー用ヘッダ

自分の何を守るのかということに沿ってストーリーを作り出す(ライフスタイル論#06)

月曜日はアドラー心理学のトピックで書いています。

前回は「ライフスタイル論」の5回目として次のことを書きました。
 1. 人は自己理想に沿うように思考と行動を選択する。
 2. 選択肢はストーリーの形で書かれている。

その一例として、「優秀であるべきだ」という自己理想を持っている人が「締め切りの近い仕事を先延ばしする」という選択肢を取るときのストーリーを挙げました。それは次のようなものです。

・私は優秀であるべきだ
・だから、もしこの仕事に手をつけたら必ず成果を出さなければならない
・しかし、その自信がない
・もし先延ばしすれば、不満足な出来であっても、短い時間でやったのだから、優秀であるという自己理想は侵害されない
・反対にもし満足な出来であれば、優秀であるという自己理想が証明できる
・したがって、この仕事に手をつけるのは先延ばししておこう

もしこの人が違う自己理想を持っているときは違うストーリーを作り出します。たとえば自己理想が「私は人から好かれているべきだ」というものであれば、ストーリーは次のようなものになるかもしれません。

この続きをみるには

この続き:375文字
この記事が含まれているマガジンを購入する

2017年に書かれたマガジン「ちはるのファーストコンタクト」の記事をすべて収録しました。300本以上あります。

または、記事単体で購入する

自分の何を守るのかということに沿ってストーリーを作り出す(ライフスタイル論#06)

向後千春

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

ご愛読ありがとうございます。もしお気に召しましたらマガジン「ちはるのファーストコンタクト」をご購読ください。

いつも読んでいただき、ありがとうございます!
2

向後千春

早稲田大学人間科学学術院教授。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、教育工学、教育心理学、インストラクショナルデザイン、アドラー心理学。ちはる塾主宰:http://cricenter.wordpress.com/

ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研究アイデア、雑談などです。
1つ のマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。