2-教える技術19

【コーチング】08 勝ち負けの感覚から自分の価値を疑いはじめると集中して努力できなくなる

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくコーチングの話題で書いています。

前回は、心の習慣はなかなか変えられないということを説明しました。たとえば「私は完璧でなければ価値がない」や「私は他者に勝たなければ価値がない」というような心の習慣は楽です。なぜならば、それを理由にして努力をしなくてもいいからです。

アドラーは、人はみな自分の理想像を目指して努力し成長していくということを見抜きました。人は自分の理想像に沿った方向で成長していることを感じると安心します。その成長のプロセスが幸せにつながります。

理想像があるので、今の自分は未熟です。理想の自分と現実の自分との落差があり、そのとき感じるものを劣等感と呼びました。したがってすべての人は劣等感を感じています。それは理想的な自己像を持っているからです。その劣等感を原動力として努力し、成長していくのです。そのとき、集中して努力することができます。

しかし、自分を他人と比べると、本来の劣等感ではない、勝ち負けの感覚が自分を苦しめます。それは自分の価値を疑うからです。自分の価値を疑い始めると集中して努力することができなくなります。

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