私がコーチングをはじめた理由
こんばんは。こぐりなです。
去年にコーチングの資格を取得し、キャリアコーチとして活動しています。
今回は、私がコーチングを学び始めた理由とその魅力について普及したく
noteを書きました!
自分の社会人になってからの挫折経験も書いているので、自分に自信がない方、なんとなく現状にもやもやを感じている方にも是非読んでいただきたいです。
そもそもコーチングってなに?
コーチングとは、「対話を通じて意識と行動の変化を促すコミュニケーション」のことで、「クライアント(コーチングを受ける人)が本当にやりたいこと、ありたい姿を実現すること」を目的としています。
(※いろいろ定義や解釈があります)
クライアントの目的を実現するためには、まず本人がその目標を明確にし、行動を起こすことが必要になります。コーチはそれをサポートします。
▼分かりやすい記事はこちら
私がコーチングを学ぼうと思った理由
私がコーチングに興味を持ったのは、当時のマネージャーがコーチングを学んでいたことがきっかけでした。チームのリーダーとして仕事を任されはじめた頃、その人のように一人一人のメンバーの個性を尊重するような関わり方をしたいなと思っていました。
他にも、下記のような理由から興味を持ちました。
最初はマネジメントや営業の観点から現在の仕事に生かせそうという理由で始めたのですが、コーチングの理論を学ぶうちに、これは仕事以外でも、すべての人にとって必要な考え方なのではないかと思い始めました。
コーチングスクールの卒業生同士で練習を重ねてから、周囲の友人にも何回か受けてもらったのですが、「何となくもやもやしていたことが整理され言語化された」「やりたいことが明確になった」「自分の本心に気付くことができた」という前向きな声をもらい、その感覚は間違っていなかったのだと実感しています。
自信がなくなった社会人3年目
コーチングの魅力の一つは、成長や行動を制限している自己評価や思い込みに気付くことができることです。(コーチングでは、サボタージュと呼ばれている概念です)
みなさんも、一度はこう思い、行動を先延ばしにしたことはありませんか?
「行動することでしか変わらない」と、どこかで頭で分かっていても
多くの人は上記のような思考や感情が行動の邪魔をします。
コーチングでは、この思考を無理やり変えようとするのではなく、まず「気付く」ことを大切にしています。
私はこの気付きを通して、本来望んでいる行動を諦めてしまっている人の力になりたいと思っています。
そう強く思うようになったきっかけは、私が社会人3年目のときに、営業として全く成果を出せずに苦しんでいた経験からきています。
毎月の月次の成績も下から数えた方が早くて、自信が持てないまま、常に焦燥感を感じていました。自分なりに頑張っているはずなのに、成果に結びつかない。現在の転職した直後、優秀な人に囲まれ、自分の殻にずっと閉じこもっていました。そのうち、現在の営業という仕事を選んだことが正しかったのか、自分の選択も疑いはじめ、1年くらい悩む日々が続いていました。
成果を上げられないことに対する罪悪感に苛まれたり、どんどん成果を上げていく周りのメンバーを見て嫉妬したり、そういう自分にも嫌気が差していました。
当時は、自分を変えたいと思う一方で、「自分は内向的な性格だから営業に向いていないんだ」と無意識に自分の行動を制限していました。
幸いなことに、私は周りの環境に恵まれ、メンバーやマネージャーと話す中で、その考えに囚われていることに気付くことができました。
同じような内向的なタイプの人が成果を出せていないか学んだり、コミュニケーションではなく提案内容を考えることに時間を割いたり、定量的に振り返り、コントロールできる範囲をやりきることに集中するようになりました。
そうした行動を少しずつ繰り返した結果、成果があとからついてきて、社内でも評価されるようになりました。
私はこの経験から、無意識の思い込みで行動を制限し、自分と同じように悩んでいる人の力になりたいという気持ちが生まれてきました。
また、自分自身がコンプレックスに感じていることを乗り越えることで、誰かに勇気やきっかけを与えたいと考えるようになりました。
自分らしく生きる人を増やしたい
コーチングのメリットは、「無意識の思い込みに気付くこと」以外にも、
など、いろんなメリットがあります。
ビジネスの場面では、管理職やリーダーの方に向けたスキルの一つとしてコーチングが広がってきたような気がしていますが、それ以外の場面だとまだ馴染みがなく、怪しいイメージがあるように感じています。
たしかに、コーチングを受けるだけでは実践的にすぐ使えるスキルや知識が身に付くわけではありません。プログラミングや語学のように、先生が教えるわけではなく、「クライアント自身が答えを見つける」という前提にあるからです。実際に、コーチングの資格自体も、まだ社会的には認知度が低いと思います。
しかし、そのようなプロセスを通して、自分らしくいれる状態が明確になることではじめてスキルや知識が活きると私は考えています。
目標や夢を既に持っている人はもちろんですが、やりたいことや好きなことがなくもやもやとしている人にこそ、コーチングを受けてみてほしいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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