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ゼロの勇気 (ジャニーズWESTのはじめてのドームコンサートの感想)

ジャニーズWESTが以前から”夢”と口にしていた、京セラドームでのコンサートに、行ってきました。この感想は、なぜか客がわたししかいない居酒屋で冷奴をつまみながら打ってるので、読みにくかったらごめんなさい。

わたしは、ジャニーズWESTがデビューして一年ほどした頃に彼らを知り、そしてはじめてジャニーズのアイドルを心から好きになりました。

”ジャニーズWESTっていうのは、CDデビューする前に各々が長い間松竹座でがんばってきた人たちばかり”なのだと、いろんな人から伝え聞いて、そんな彼らの姿を綴ったブログやツイートを読んで、 わずかに残ってる映像を見て、

そういう、デビュー前の姿が、「私がこの目で見たことのない彼らの姿」こそが、私が彼らを好きになった要因の大きな1つであることはまぎれもない本当です

だけど、それは同時にずーーーーっと、心のどこかで、私のどうしようもない引け目でした。

今日だってギリギリまで「松竹座からドームまでの長い道のりを一緒に歩んできた人」がこのクリスマスを迎える気持ちが、羨ましくて妬ましくてでも時間はどうしようもないからだからこそ苦しくて、たまらなかった。


だけど今日、そういう気持ちのすべてはスーーッと消えて無くなりました。

ジュニア時代の曲やデビュー後の各コンサートでの見せ場を彷彿とさせる演出や曲を詰め込んだセットリストからは、コンサートのタイトル通り「感謝を届けたい」という意志がしっかり感じられました でもそれは同時にわたしたちのすべてを”ゼロ”にして、今みんなでおなじスタートラインに立とう、という意志にも感じられて、それが何より、何よりとても嬉しかったんです

彼らとファンが築いたかけがえのない過去と、未来を、ゼロにリセットさせる勇気……を持って、こんな内容の公演を打ってくれた7人に、その勇気に心から感謝します。

もう何も、悔しいことはない。淳太くんがあきとくんと二人で歌うあめふりを私は直接聴けました。みんなで歌うシルエットを直接聴けました。わたしの心にほんの少し、だけどいつも巣食っていたネガティヴな感情も、すべては今日でゼロになりました。

ジャニーズWEST、第1章これにて完全終幕。45,000人の、鳴りやまない拍手とともに。もう後戻りはできませんね。ゾクゾクする、かっこいいよ。自分たちの手でスラッシュを引いてくれた。こんなにも、ファン想いな行為って。 どうもありがとう。これからも大好きです。

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