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大曲で花火の熱に圧倒された話


秋田県がなぜか日本で1番気温が高い1日だったきのう8月26日、
大曲の花火大会に行ってきた。


友達が大曲市となりの横手市で働いており、
その恩恵を受けさせてもらった。


大学が秋田県内だったので、大曲の花火は学生のときに2回ほど行ったけれど、実に12年ぶりだった。
えっ 干支ひとまわりした?




実は前日、仕事のストレスで視覚過敏と聴覚過敏気味になってしまい、わけがわからなくなり泣きながら早々に寝た。
それはもう、泥のように寝た。


12時間寝て、昼過ぎにやっと出発。

今回の旅の相棒は、恋人から
「おれの代わりに連れてって、、、🥺」
と手渡されたこの子。

恋人が大事にしている
もちもち坊ねずみちゃん



この子を自分の代わりに連れてけという恋人がもうかわいい。
一緒にみてくるね。

意外と道路も混んでなくて、すいすいと大曲に到着。

先週は雨予報だったのに
ビカビカに晴れている


あっっっっっっっっっつい。
控えめに言ってもあっっっっっっっっつい。

駅まで送ってくれたタクシーのおっちゃんに

「今日はねぇ!元気がないと乗り越えられないがらねぇ!!みんな元気出して頑張ってねぇ!!」

って送り出された。愉快なおっちゃんだったな。


友達が調達してくれたお酒とソフトドリンクが入ったクーラーボックスを運びながら、ずいずい進む。

周りを見ても全員、すでに滝のような汗を流している。
本当に花火日和の暑い日だった。


思い思いの食料を調達して河原に到着。

人ひとヒト〜!!!!!


この光景が左右にずーーーーーっと、もうほんとずーーーーーーっと続いている。

前回来た時も「秋田県にこんなに人おったんか、、、」と思ったことを思い出した。


席に着いたら、とりあえず乾杯〜!

4人中3人はめちゃくちゃ飲む



飲みながら1部の昼花火を観て、
話しながら2部の夜花火を待つのだ。

大人になっても変わらない関係性の友達、本当にありがたい。


2部の夜花火は、本当に圧倒された。

目の前の視界 全てが花火


目の前の視覚も、耳に届く聴覚も、火薬の匂いの嗅覚も、体に伝わる振動覚も
体に届く感覚全てが花火によるものだった。


遮るものが何もなくて、
空と、その後ろの山と、花火。

あんな花火、どこでもみたことない。
きっと、大曲でしか見られない。

すごい


聴覚過敏も視覚過敏も大丈夫そうで安心した。


びっくりしたのは、秋田の人は花火に詳しい人が多いこと。

大曲の花火は 別名 全国花火競技大会なので、

・10号芯入割物
・10号自由玉
・創造花火

の3つの合計点で順位が決まる(らしい)。


贔屓の花火師さんの時は出品者名を呼んだり、

芯入割物はまんまるだと得点が高かったり、
花の消え方も一瞬で散るものが良いとされていたり、いろいろ解説してもらった。

ひとつひとつに歓声や拍手が溢れて、
見ている観客たちの花火への思いも大きいように思えた。

秋田県人の花火玄人感…!さすがでした。


そして花火大会の最後には、
花火師さんへの感謝と労いを込めてみんなで思い思いのペンライトを振る時間がありまして。

これも本当にすごかった!

みんなペンライト持参してる!
雄物川を挟んで、
対岸の赤い光が花火師さんたち
一生懸命に振る


いい文化だな〜。
大曲の花火が愛されてることがびしびしと伝わりました。

わたしたちの思い思いのペンライト(個性)



そして大曲の花火は帰るのが大変ということでも有名で。

この日は新幹線から在来線から1時間遅れで、友達のお家に着いたのは0時を回っていましたが
話してたらあっという間で苦ではなかった。


そして次の日、
友達の1人は関東での同人誌イベントに向かうとのことで5:30起き 5:50出発。
別の友達も昼から美容院で夕方にイベントがあると9:00出発。


各々のスケジュールに向けて早朝から県外へ散り散り。自由だな。


これでいいのです。
これがわたしの好きな友達たちなのです。
そしてわたしは近所のコメダでnoteを書いている(友達と解散して暇だから)。


オタクは今日も忙しい。
そんな友達をみてアドレナリンでるわ(応援タオル)。


花火の熱と友達のクソバカ行動力に圧倒されて
わたしもとっても元気。
元気あった。

大曲の花火、最高でした。

とってもすごかったよ

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