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働き方改革?生産効率?国力低下?

いや、そうでしょ?と思った話。

私も今まで働き方改革には賛成でした。
主業務も実施したいし、副業もしたい人も居るでしょうし、拘束時間外以外でも仕事の事を考えたりもします。
シャワーを浴びながら、休日遊びに行きながら仕事の新しいアイデアを思いつく。

勤務時間が減っても、仕事に対して割と頭を動かしている時間はそこまで減らないのでそこまでアウトプットは減らないかなと思っていました。
私の周りもそういった人が多かったですし、こういったことが当たり前だと思っていたのですが、どうやら違うこともある……というかそうではない人が多いようです。

勤務時間の減少=アウトプットの減少になる方が多いようです。
そうなると当然国力は相対的に低下しますよね?周りの国はそんなの関係なく働いているのですから。

労働時間だけ見たら確かに日本よりも労働時間が短くて生産性が良い国もあるとは思いますが、それはやり方がいいのか、働いている人間のスペックがいいのか、主製品の製品特性なのか、わかりませんが、「労働時間が短い」からではないでしょう。

また生産効率というのもヘンな話です。

シンプルにするために生産効率は「アウトプット」/「かけた時間」としましょう。
100のアウトプットを出すのに20時間かかったら生産効率は5、とします。
会社であればそれぞれの係数に「社員」がかかってきますよね。

会社の生産効率を上げるのは(少なくとも)短期的には簡単です。
アウトプットを出さない無能を全員辞めさせればいいのです。
資料作成に上司のレビューが必要な新人も全員辞めさせましょう。そうすると上司の「管理する」というアウトプットには寄与しない時間が削減でき、上司もアウトプットできるようになります。
1人1人がレビューや管理されることも無く、淡々とアウトプットを出す会社になれば生産効率は上がります。

全員働かなくていいんです。働くのに向いていない人も要るでしょう。そういった人は仕事を辞めればいいんです。

でも、辞めたがらないんですよね。

口では「仕事めんどくせぇなぁ」と言っているのに、いざ「仕事しなくていいですよ」と言われると嫌がる人は多いのでは無いでしょうか。

結果として働き方改革をして労働力が下がって、生産効率は変わらず、アウトプットがさがたので国力が低下した。

わかりやすいと思うのですがどうでしょうか?

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