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人間社会で楽にうまいこと立ち回っていくための生存戦略

人間社会で楽にうまいこと立ち回っていくための生存戦略

私自身面倒なことは嫌いですし、面倒なルールに縛られるのはとても嫌いです。そもそもルールを覚えること自体が苦手です。マニュアルを読みながら実行したらたいてい手順を読み飛ばします。
また「努力」みたいな抽象的なことも嫌いです。
そして残念なことに、昨今言われるような「有能」「無能」で言うと、ポテンシャルとしては「無能」側に片足は突っ込んでいると思います。

そんな私が心がけて、(今のところそこそこうまくいっていると思っている)生存戦略を紹介します。

ルールを作る側になる

面倒なルールに縛られるのが嫌なら、ルールを作る側に回ることです。
また、ルールを作る側に回ればルールを覚える必要もありません。

例えば会社で部署やチームを作る。
そこまで大げさなものでなくてもよいですが、こういった部署・役割があればなぁと思うことってあると思います。その部署・チームを立ち上げてしまうのです。

最近だとどの会社でもDXなどでデジタルの資料を作り、そしてその資料が大量に作られ活用されていないと思います。
こういった資料を使いやすく、ほかの人が作ったものを再作成しないで済むようにするといった部署間や全社横断のチームを作るといった具合です。
どういったツールを使ってもいいですが、Knowledge(https://information-knowledge.support-project.org/ja/)のようなナレッジベースのサービスを導入して、すぐに検索して活用できるようにする、といった具合です。

自分で「やりたい」と言い、「ルール」を作成し、メリットを考え、実現するための人数や工数を上司に提示すれば相当な割合で実現します(会社や文化によるとは思います)。

部署までいかなくても営業であれば顧客管理の方法をkintoneといったツールを使おう!と言い、社内の導入プロジェクトにかかわればそのルール作り自体ができます。
すべて思い通りにはなりませんが、自分で作ったルールなので、比較的納得感をもって取り組むことができます。

難しい仕事に積極的に手を挙げる

難しい仕事はやったほうが得です。

成功したときの見返りが大きいです。
まず難しい仕事なので、成功したら評価が上がります。難しい仕事を成功させたのですから当然ですよね。

失敗してもダメージは少ないです。
簡単な仕事を失敗したら「なぜ失敗したの?」となりがちですが、難しい仕事の場合、失敗しても「まぁ、そうだよね」となりやすいです。また、達成できなかったとしてもプロセスを評価してもらえることが多いです。
また、仕事の失敗は本質的には取り組んだ社員のせいではなく、アサインした上司の責任になります。

経験値も積めます。
難しい仕事はたいていの場合、
「仕事自体の難易度が高い」「仕事に対しての期間が短い」ということもありますが、「やったことがない仕事」である場合が多いです。先輩が仕事を「こなす」ことができるのは類似の仕事を経験しているからです。
難しい仕事を経験すると経験値を積むこともできます。部署の中で誰でもできない仕事=「仕事自体の難易度が高い」であれば、経験も詰めて失敗したときのダメージも少なく済みます。だって誰もできないなら失敗しても責めることはできないわけですから。

人を頼りやすいです。
簡単な仕事をしているときに「これわからないです」っていうのって勇気いりますよね?
「え?こんな簡単なのも知らないの?」と言われてしまうかもしれません。でも、難しい仕事なら話は別です。少なくともいま取り組んでいる私にとっては難しいので大手を振って質問することができます。

積極性アピールにもなります。
いろいろ率先して動いてくれる社員は上司に好かれやすいでしょう(上司にもよりますが)。少なくとも考課をする際に「積極性」といった項目があれば点数は加点されます。

このように難しい仕事には得しかありません。
あまりに失敗しすぎてアサインされなくなったら、その時また身の振り方を考えればいいと思います。

暇そうにしておく

割と大切だと思っていることです。
暇そうにしていると人から頼まれたり質問してもらえたりします。忙しそうにしている人にはこういったイベントは発生しません。

性格にもよりますが、人って頼まれたことには頑張れたりするじゃないですか。また、「恩を売る」というと打算的になってしまいますが、頼まれたことをしておくと、次回その人に頼み事しやすいですよね。
また、質問されることも大切だと思っています。
質問されると、その人がどういったことに困っているのか、どういった情報が流れているのかということが、自分から聞きにいかなくても入ってきます。
社内の情報収集は大変です。私は人づきあいが苦手なので、飲み会も大きな決まったものでないとほとんど行きませんでした。
かといって、集団で働く以上、他人の動向に対して完全に無関心だと支障をきたす場面が出てきます。

暇そうにしておくと、それだけで自分から情報を取りにいかなくても入ってきます。
これはとても大きいことだと思っています。

まとめ

今回3つ生存戦略を挙げてみました。
ほかにもいろいろこういった「人間社会で楽にうまいこと立ち回っていくための生存戦略」のようなものはあるので、また折を見て書いてみたいと思います。

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