＝LOVE 16枚目シングルが本日発売されました。
表題曲は「呪って呪って」。
カップリングは「誰にもバレずに」と「君の第3ボタン」。

実は、「呪って呪って」はMVが公開されてすぐ、一回勢いで記事書いたんですが、あまりにもとりとめなさすぎてお蔵入りしました。（笑）

表題曲「呪って呪って」、タイトルのインパクトすごいですよね。この曲名とセンターが誰か知った時、まだ曲もパフォーマンスも見聞きしてないのに「大正解！！！！」って大抵のオタクは思ったと思います。
指原Pはこういう歌を野口衣織さんにすぐ歌わせたがる。でもこういう曲が一番似合うのは野口衣織さんなんだよなぁ…。

イコラブちゃんはいわゆる『王道アイドル』だとわたしは思っていて、キラキラしていて、曲やパフォーマンスをみると笑顔になれて、小さい頃に憧れたセーラームーンとかプリキュアの実写版みたいなアイドル。

でも、イコラブちゃんの魅力って『そこ』ではないとも思っています。

イコラブちゃんは、所謂『王道』から少し離れた、攻めた曲調の曲がたくさんあります。
1stシングルから一応（笑）ちゃんと追っているわたしが最初に「えっ？！」と思った楽曲は、4thシングルの「want you! want you!」でした。

これは何が衝撃だったって、めっちゃK-popっぽかったこと。
日本のアイドルソングっぽくないチューンで、あまりK-popを聴かないわたしは最初抵抗があったのを覚えています。
でも、いまや女子人気の入り口となったと言われるこの曲。わたしも今では大好き。ライブでは大谷映美里さんのカメコタイム曲振りなしには聴けない曲です。
（大谷映美里さんの曲振り付きwant you!を聴きたい方はこちらから⬇️）

その他にも、「いらないツインテール」や「CAMEO」、「Be selfish」なんかも、日本の王道アイドルのイメージからはつかないような楽曲です。

「いらないツインテール」はこのライブ版が最高なので是非。

わたしは元来、食わず嫌いな人間。
王道や定番が好きだから、それ以外のジャンルにはあまり手を出そうと思わない。だから最初、イコラブの王道っぽくない楽曲は遠ざけていた部分がありました。
でも、イコラブの曲ってどんなに曲調が王道っぽくなくても、常に『女の子の味方でいてくれる』し、『女の子の努力を肯定してくれる』んですよね。

今までずーっと日本の王道アイドルでいてくれたのに、急にK-popっぽい曲調やパンクロックのような曲調になると、みんな心配するんです。路線変更？って。多分今回の「呪って呪って」も、イコラブを王道アイドル曲を歌うグループだと思っている人が聞いたら「系統変わったの？」と思われるかもしれません。

でも、イコラブの場合は
武器を増やしているだけなんです。
今回はこれで勝負します。なんです。

決して王道を捨てたわけでもないし、一回きりの挑戦でもない。
イコラブちゃんは何にだってなれるし、いろんな世界をわたしたちに見せてくれる。
これこそがイコラブの魅力であり、わたしがイコラブを好きな理由だなと思っています。

だいぶ話が逸れましたが、今回の「呪って呪って」もかなり強強な、尖った曲がきましたね。

MVの世界観もめーーーちゃくちゃいいし、一人ひとりの役柄や設定に考察の余地があるのがとてもいいです。

歌詞にでてくる「天使」「悪魔」「誰そ彼様」が誰のことなんだろうなーと考えながらMVをみています。
「天使」の羽を背負って能の舞台に立つみりにゃ（大谷映美里）は視覚的に「わたしが天使だよ」と訴えかけてきますが、わたしはみりにゃが悪魔説を推したい…。
根拠は、曲終盤にある（齋藤）樹愛羅ちゃんパート
『悪魔とわたしの契約成立』の「悪魔」のときに映るのがみりにゃだからです。（浅すぎる）

ちなみに、「能天使」というキリスト教において「神の掟を正しく実行に移す働きを持つ天使」がいるらしく、神の掟に背いた悪魔たちに罰を下す役割をするらしいです。しかし、常に最前線で悪魔と接しているから堕天する可能性も非常に高いと…。
みりにゃちゃんのバレエシューズが真っ黒になった時、堕天しちゃったのかもしれないしそんなことはないかもしれない。

個人的には（佐々木）舞香ちゃんに弓道着を着せようと思った人に金一封さしあげたい。本当にありがとうございます。

カップリングの２曲もとっても良いです！！
わたしは特に「誰にもバレずに」が好きです。

アイドルであることの葛藤、苦しみ。アイドルになれなかった誰かの気持ち。同じアイドルでありながら同じステージに立てない悔しさ。
「アイドル」という偶像を取り巻く色んな人の色んな思いが交錯した曲だなぁと。
Cメロの「まだ成し遂げてない」と歌う舞香ちゃん、とても良いです…。

やっっっと、イコラブの楽曲記事を１個書き上げられた…（笑）需要があるのかは知りませんが（笑）

もし少しでも興味を持ってくださった人は、ぜひYouTubeや各種音楽配信サービスで聴いてみてください！私が喜びます！！！