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調査項目案を考える:ChatGPTプロンプト(更新)

アンケート作成は難しい

アンケートをしたいと思ったら避けて通れない調査票作成業務。調査票作成をしようと思うと「何を聞けばいいんだろう?」と多くの人が思うはず。また「どう聞けばよいのだろう?」とも思うはず。
慣れてくれば、顧客課題がこれであれば、あれを聞いて、次にこれを聞いて、それも聞いて…とイメージできるものですが、とはいっても、同じような顧客課題でもゴールが違っていれば、聞くことや聞き方も変わるので難しいんです。

よく言われることですが、アンケートをするというのは手段(HOW)なので、これがゴールになってはいけないんですよね。また、アンケートをしたことに満足しちゃって「この調査をしたことが何に活かせるのか」がわからなくなっちゃうってのも良くない。アンケート結果を事業プランやマーケティング施策に活かせないのであれば調査なんてやらなくても良いかなって思います。

なんて、姑小姑な話はどうでもよくて、調査票項目案を考えるという業務ですが、これはある程度経験値がモノを言います。また、顧客課題のイシューを理解することも重要な要素でもあります。
自分も調査票作成をすると、ある程度は調査項目案がぱっと思い浮かびますが、「どういう設問を設ければこの課題をクリアにできるのか」「どういう設問をどう分析すれば課題解決につながるのか」と悩むことはあります。
なので、教えてChatGPTさーん、です。

ChatGPTに項目案を考えてもらう

たとえば、ファミレスのブランディングの話。
以前も例として出したこちらの課題の場合にどんな設問が考えられるのか。
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20年続けてきたファミレスチェーン店の売上が低迷している。リブランディングをして新しいファミレスチェーン店としての営業を検討しているが、リブランディングの方向性が定まらない。
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調査で明らかにしたいことは、以下の4つだったとします。
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1.競合店と比較した「X」のポジション
2.「X」は顧客からどのような印象を持たれているのか
3.今後の「X」にとってターゲットとなる顧客層はどのような人なのか
4.競合店と比較したときの「X」の強みとは何か
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これらを把握することで、リブランディングの方向性を探る材料になるのではないかと。

ChatGPTに考えてもらった案

ChatGPTに考えてもらった案はこちら。

どうでしょうか?
んん?と思うような項目もありますが、的が大きくずれているわけではないし、たたき台としては十分だし、こういった形のものがあれば、何を聴取すればいいのかもイメージしやすいのではないかと思います。
追加案も提案してくれるので、「どうしたいんだっけ?」の参考にもなるのではないかと。

「こんなの全然違うやんけ」と思う人もいると思いますが、人間が作った場合も1回で完璧に仕上げることなんてなかなかできないこと。なので、これを見て「AIに調査票作成なんて草」なんて思うのはおかしな話かなって思います。活用できるものは上手に活用して業務効率化につなげるべきかなと自分は思います。

作成したプロンプト

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