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脱オートモード!カメラ初心者がまず理解すべきこと

初めて買ったカメラ。

まずはオートモードで撮るのではないでしょうか。

今のカメラは本当に性能が良いです。
オートモードで十分、満足のいく写真が撮れます。
その反面、オートモードで完結してしまう人が多いと思います。

カメラは基礎知識が入ればもっと楽しくなります。撮れる写真の幅が格段に広がります。

ちなみに僕は基本、マニュアルモードでしか撮りません。

理由はまた違う機会に書こうと思います。


今回はオートモードを卒業するためにまず理解すべきことを書きます。


オートモードを卒業するために、まず理解すること、それは、

露出(明るさ)について知る

ことです。


カメラは光を貯める装置です。
光を貯める量をコントロールすることで写真の露出量が変化します。

じゃあ、どうやってコントロールするのか。

・F値(絞り)
・シャッタースピード
・iso感度

この3つを使います。

露出の三角形とも言われます。

オートモードの場合、これらはカメラが自動で適切だと思う値に設定してくれます。

一方、マニュアルモードの場合はこれら3つの値を自分で決めてあげないといけません。


では、1つずつ解説していきます。

F値というのは光が入ってくる入口の広さです。
F値を小さくするとこの入口が広くなり、より多くの光を貯めることができます。

シャッタースピードは光が入ってくる時間です。シャッタースピードを遅くすることで、より多くの光を貯めることができます。

iso感度というのは光を検知するセンサーの感度です。
感度を大きくすることで、暗い場所でも明るく撮影することができます。

注意して欲しいのはiso感度を大きくするとノイズがのります。
このノイズののり方はカメラによって違います。

自分がどこまでノイズを許容できるか決めておくと良いです。


ということで分かりましたでしょうか?


いきなりこれを読んで露出の三角形を理解するのは難しいかもしれません。


少し置き換えて考えてみましょう。

光→雨
カメラ→コップ

に置き換えます。


雨が降っている所にコップを置いて、そこに雨水を貯めることを想像してください。

F値はコップの口の広さです。
口が広いほど雨水が多く貯まります。

シャッタースピードは雨水を貯める時間です。
時間を長くすることで雨水を多く貯めることができます。

iso感度は貯めた水を何倍にするかという魔法です。
無理やり感はありますが、笑


どうでしょうか?

少し理解しやすくなっていたら、嬉しいです。


イラストで説明するともっと分かりやすいのかもしれませんが、絵心がないので割愛します、笑

この露出の三角形を理解するとマニュアルモードで自分の好きな明るさの写真を撮れるようになります。


最後にマニュアルモードでの撮影例を少し紹介します。あくまで、僕の撮影方法です。

マニュアルモードの設定方法ついてはカメラの説明書をご参照ください。


明るい場所で撮影する場合

F値は基本5.6-8あたり
iso感度は100
で固定します。

シャッタースピードを変えることで自分が撮影したい露出量にします。


暗い場所で撮影する場合

F値は1番、小さい値(レンズによってどこまで小さくできるかは変わります。)
シャッタースピードは手ブレしない値
にします。

あとはiso感度を変えることで露出量を決めていきます。



補足ですが…

今回、F値、シャッタースピード、iso感度は露出の面だけを説明しています。

F値とシャッタースピードは露出以外の要素が多いです。
知りたくなった方は自分で調べてみてください。

少しだけ言うとF値はボケシャッタースピードはブレです。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

ここまで読んでもらって言うのも申し訳ないのですが、僕のnoteよりもよっぽど分かりやすい記事がたくさんあります。

少しでもそこへ繋がるきっかけになればと思い、今回書いてみました。




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