アフリカでビジネスをしようと思ったきっかけ その2 アフリカへ行こう

センター試験で、世界史の得点が高かったおかげで、無事、明治大学農学部農業経済学科へ進学することになりました。(当時は、国際関係と環境経済に興味があり、両方学ぶことができたので。)東京(正式には、神奈川ですね。)での生活が始まります。

大学へ入学し始めたのはトライアスロン。

1年生の6月に初めてみたトライアスロンのレースが関東選手権でした。
10位以内の選手が日本選手権へ出場できるというレースでした。

「いつか自分もこんなレースで戦えるようになりたい。」チームとして掲げていた「インカレで明治大学で団体優勝する!」この2つを漠然とした目標としながら、

毎朝10kmほど離れたプールへ走って行き、泳いでから走って帰ってくる。とか多摩川サイクリングロードを一人で悶々と往復したりしながら練習を続けました。

3年生になり、ようやくそこそこで泳げるようになった時、新島トライアスロンで優勝、その結果から周りからの後押しもあり出場することになった関東選手権では7位、その年のインカレで明治大学は見事団体優勝を成し遂げます。

「あれ?意外と夢って達成できるもんじゃん。」

夢とか目標は見るものではなく、実現するもの。
思っていないことを成し遂げることはできない。そんなことを3年間のトライアスロンから学びました。

そして、小さい頃から思ってきた夢をそのままにして社会人にはなれないな。と気づきます。

9月のインカレを終えて、実家に帰省していた私は、すぐ親と相談し、翌年度の休学を決意します。そこからは、バイトに明け暮れお金をためました。

ただ、旅に行くにもどこに行くか?
猛烈にここに行きたいというところは特になく、世界一周なども考えたこともなかった。
どうせなら若いうちにしか行くガッツの湧いて来なさそうなところで、まったく予想できないところへ行ってみたい。
そんなことを思っていると、5歳の時に、祖母のお墓詣りへ父と向かっていた新宿駅で視界の中に入った黒人の人を初めてみたときの身体中を電気が駆け抜けたような衝撃を思い出しました。そうだ!黒人の人しかいないアフリカだ!!となんとなく目的地を決めました。

ただいきなりアフリカへ行くのも怖いし、中国に留学している友人のところによって、東南アジアを経由して、旅人レベルを上げて、アフリカへ行こう!そんなこんなで旅に出ることになりました。

続く

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