今さらながら、『数学』がおもしろい。

「マイナスとマイナスを掛け算するとどうしてプラスになるのか、その説明がとてもわかりやすく書いてあります」

ミカエル・ロネー著「ぼくと数学の旅に出よう」。
この本を手に取ったのは、そんな書評を読んだのがきっかけでした。

正直なところ、「マイナスとマイナスを掛けるとプラスになる理由」を理解するには、多少脳に汗をかかせないと理解できなかったのですが、今まで疑問にすら思ったことのなかったことを考えるきっかけを与えてくれました。

他にも
「ロープ一本で直角を描いてみてください」
など、なぞなぞのような問題も出てきます。

答えは下図のように直線上に円を二つ書いて、交点を結べば直角が誕生します。

今を生きる私たちは定規をはじめ、すでに作られた直角が身の回りにあるのでこういったことを考える機会すらありませんが、古代の人々は税金を正確に徴収するため土地を測量する必要がありました。生きるためにみんな必死で数学していたのです。

スマホを使い、PCで仕事をしてハイテク気取ってますが、紀元前を生きていた人たちの方が断然頭がいいですね。


著者のミカエル・ロネーはこう言っています。
「読書の楽しみを知らずに読み書きを教わる国語の授業。演奏したり聞いたりすることなく楽譜を読むことだけを勉強する音楽の授業。そんなのはバカげていますよね。数学教育の現状はまさにこれと同じなのです。
   多くの人が『数学は計算すること』だと思い込んでいます。数学は、得た知識を実践することで、探求する喜びを得られたり、楽しむことができるのです」

学生時代、私は数学を好きな方でしたが、「マイナス×マイナス=プラス」についても「そいういうものだ」と教科書通りに覚えていただけでした。疑問に思ったり、自分の頭で考えたり、本当の意味で数学を楽しんではいなかったんですね。
もし、今後子供に数学を教える機会を得ることができたら、楽しむ数学を伝えられるよう、この本をもう一度読み直そうと思います。

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今後ともヨロシク
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Kohei Akai

Writer&Photographer 広告制作をしながら、まちづくりにも携わっています。 埼玉県飯能市にてシェアアトリエ、シェアスペースを運営中。
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