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人生で初めてニートになった2023年を振り返る

人生で初めて何もしない、というのを半年ほど経験した年でした。何もしないというのは本当にしんどくて、貯金はどんどん減っていくし(特に住民税!!!)周りからは心配されるしと、やっぱりゆっくり休むというのは向いていないような気がします。

生き急ぐやり方を考えた1月

今年の1月はとにかく焦ってた。昨年末に仕事を辞め、10年間ある意味同じような会社で働き続けた自分としては、次のチャレンジへの期待と不安でジタバタしてた。投資家リストを作ってはあらゆる人に話しかけてたと思います。あの時話を聞いてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

最終的には3つのポイントを自分の中では重視しました。
「人の人生を生きるな、自分の人生を生きろ」
「とりあえず半年ゆっくり休んでみると良いよ。そうすると、新しい自分になったと周りから見てもらえるよ」
「声をかけてくれる人ではなく、声をかけたいと思う人と一緒に仕事をするのが良い」
どれも素晴らしい言葉でした。

何もしない、という選択

2月から6月まで、本当に何もしなかったなと思います。
とはいえ、家でじっとしているわけではなく色々やってました。
山梨の大豆を使ったフムスを商品化しようと色々と製造拠点をかぎ回ってみたり
発酵マルシェのイベントのお手伝いをさせてもらったり
いきなり福島に行って、桶を取りに行くお手伝いをさせてもらったり
地域のホームパーティー(イベント)でご飯作らせてもらったり
時には農家さんと一緒にお手伝いをさせてもらったり、ワイナリーさんのお手伝いをさせてもらったり、何かといろんな人に良くしていただいたなと思います。
こっぺ食堂もチャリティーでやってたりしたなあ。

「森、道、市場」の参加が転換点になった

その中でも最高に自分にとってよかったイベント「森、道、市場」
仁井田本家の女将から「5月末空いてる?3日売り子やってよ」と指令をいただき、まあ初めてだし楽しそうだなと参加させていただきました。
本当に素晴らしいイベントだった。美味しいものに溢れている、文化に溢れている。そんなイベントでした。
また来年も機会あればぜひお誘いいただきたい!!

&MARKET OPEN

山梨に帰ってきてから、何か自分にエンジンがかかったように、活動を始めました。といっても、南アルプスのベーカリールーブルの芦沢さんにお世話になりっぱなしで、いろんな農家さんを紹介してもらったりと。
&MARKETは、料理する人、作る人にとって最高の八百屋にしたいと、50日で立ち上げました。
8月のオープンを控えた7月末にボヤ騒ぎで100名近くの消防隊さんを出動させてしまった時は、本当に心がぽきっと折れる寸前でした。
なんとかオープンに漕ぎ着け、現在は5名のスタッフに恵まれ運営しております。

横浜への引越し(4度目)

八百屋を立ち上げたばかりだったのですが、10月に横浜に戻ってきました。
&MARKETのオープンを通じ、ようやく体を動かし始めて
「もっと活動したい!動きたい!」と眠れないくらいに興奮が収まらなくなってしまいました。今は5社ほどのお仕事をお手伝いさせていただきながら、残りの半分の時間で自分の新しいサービスづくりをしているというような状態です。
というのは、前職時代は週に50本、多い時は100本近くのミーティングが入っており、その時代の仕事量に完全に慣れきってしまって、スタートアップ初期の働き方は本当に自分に向いていないなと思ったのです。
価値づくりを死ぬほどしたい、その思いで、横浜に戻ってきました。

ベジスクOPEN

10月の末にベジスクもOPENさせていただき、現在は数十名規模ですが、お客さんもついてお野菜を楽しめる機会を全国に広げているところです。
こちらについては一気に広げるというよりも、旬を楽しむコミュニティとして緩く続けていきたいと考えています。

2024年について

まず、ここ最近の1ヶ月。すこぶる調子が良くなってきています。
ここまで調子が良い、と感じるのは
・最初に起業した2011年
・クックパッド子会社の取締役に就任した2014年
・クックパッドに入社した翌年の2019年
と同じくらいの調子の良さです。
自分のやりたいこと、やるべきこと、そして外部環境や体調などのコンディションこの3つがバチっと決まっている感じがします。

とにかく居心地が良いと思うほどに忙しくなることが大事な気がしています。まだ50%くらいの力は残している感じです。ここから一気にギアを上げていきます。

そして、来年に向けて新しいサービスを準備中です。
といっても、まだ着手したばかりですが、手応えを感じています。
過去のいくつかのチャレンジで乗り越えられなかったことを全て一気に乗り越えられるようなそんな根拠のない自信に溢れています。
大きくチャレンジする、飛躍できる年にしていこうと考えております。
ぜひ、来年も皆さんよろしくお願いいたします。

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