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僕とmichiの往復書簡

僕とmichiことあきちゃんとの出会いは、2016年の森道市場だ。

大学時代の後輩のたかみーが、連れてきたのがあきちゃんだった。どんな子を連れてくるんだろうかと思えば、笑顔が印象的な可愛い子を連れてきたので「やるな、こいつ、、。」と思ったのを今での覚えている。(別に付き合っているとかそういうのでは無かったのだけど)美味しそうにご飯を食べ、美味しそうにお酒を飲み、誰とでも気さくに話す楽しい人だなぁという印象だった。

それからほどなくして、インスタグラムの投稿でドライフラワーやプリザーブドフラワー使って1点もののアクセサリーを制作していること知り、その作品達を見て目丸くした。何て繊細で綺麗で美しく、彼女の持つ雰囲気をそのまま閉じ込めた作品を作る人なんだと。それは、僕が女に生まれていたら、確実に身につけたいと思わせるものだった。現在は、埼玉県の北本にあるsent.というお店でのみ取り扱っている。

本格的に作家として動き始めたのも最近のことだったので、今回出店の依頼をするのにも実は勇気というか躊躇いもあった。「そういったイベント出店は考えてないの」とか「お誘いうれしいのだけど、今は作品を作ることに集中したい」とか、少し返答までに時間が欲しいと言われたこともあって、「あぁ、企画説明が甘かったかな」などと考えながら不安な数日間を過ごした。

だから、出店の返事をもらったときは嬉しかった。

michiのアクセサリーを色んな人に見てもらいたいし、感じてもらいたい。とても繊細なものではあるけれど、ぜひ手に取ってもらいたい。そして、それを作っている人がどういう人なのか、そのアクセサリーを作り始めたきっかけなど、僕らの手紙のやりとりを通して知ってほしい。この文章を読んでいる人かが、ぜひイベントに来ることがあるなら、絶対に手紙を読みながら作品を見てほしい。作品の見え方が、確実に変わると思っているから。

今回、初心というか、イベントを通じて何を一番伝えたいのかを考え直すと、やっぱり僕が伝えたいのは「人」なんだなと気付かされた。みんなとの手紙のやりとりをしていて、それは確信に変わりつつある。

きっと、作品から感じられる人となりは、その人自身の言葉や思いが形になって現れたものなのだろう。

instagram:@michi._a

2016年の森道市場で後輩たかみー(右)があきちゃんを連れてやってきたときの写真、このときが僕とあきちゃんのファーストコンタクト。

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「僕とみんなの往復書簡」
日程:4/11 wed.-4/15 sun. 14:00-22:00 (sat & sun 12:00-22:00)
場所:杉並 海の家(〒168-0063 東京都杉並区和泉1丁目5−12)

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