T太郎(握り酢師)

無駄がいい。

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僕たちはフィリピンを舐めていた。

成田空港ラウンジ、社用のパソコンがなぜかwifiに繋がらず、やることがないのでnoteを書く。 ぼくはお仕事上ありがたいことに海外に行くことが多い。激渋東南アジア諸国がメインだが。本社で仏頂面をして、パソコンカタカタするよりはよほど気が楽だ。飛行機で映画もたくさん観れる。 先週久しぶりにフィリピンはマニラを訪れた。 確か今年の1月以来だから、8か月ぶり2回目だ。 前回来た時の記憶はあまりない。立ちんぼ多いなぁ、くらい。 今回は取締役、課長、ぼく、の3人旅である。 ホテ

    • ロシア・ウクライナ戦争についてモゴモゴ言う。

      自分の一番近くにあるロシア・ウクライナ戦争について書く。 戦争というマクロな出来事の中で紛れもないミクロな事実を記すこと、その事実を知った上での自分の考えの変遷を記すことがこのnoteの目的で、どちらが善でどちらが悪かという主張はない。が、話の性質上ウクライナが主語になることが多いと思う。ご容赦ください。 さて、自分はここ1年くらい仕事でポーランド・ワルシャワ在住のポーランド人とメールでやり取りをしたり、月一で打合せをしたりしていた。いつもにこやかで親切でバリキャリ感があ

      • ストップ・ザ・パイナポークライシス

        ご無沙汰しております、T太郎でございます。久しぶりに書く理由みたいなものができ、体が赴くままにPCの前に。 書く理由というのは、2月26日に中国政府が発表した、台湾からのパイナップル輸入の停止(3月1日~)に起因する、いわば台湾パイナップルの危機だ。 ここでは、気が滅入らないようポップに、パイナポークライシスとでも名付けておこう。 小生も未熟ながら、5年以上貿易まわりの仕事をしているが、こうゆうことは起こる。とりわけ中国では。社会主義国家ならではの、判断・実施の早さ、残酷さは

        • めっちゃ、好っきゃねん。大阪編

          昨日、突如として沸き出た僕の大阪出張。温泉を掘り当てた人の気持ちが少しわかった。 まったく関係のない仕事にT太郎召喚、なんちゅう会社や。 周囲にはやれやれ感を出しつつ、 国内の宿泊出張だなんて、久方ぶりなもんでテンションは上がっていた(決まった瞬間、オフィスの中心で愛を叫びたかった)。 即アパホテル(サウナ付き)予約、 即大阪にいる同期に連絡。 彼は串カツ屋を抑えてくれた。 これがなかなかの悲劇だった。 道中。 ふとホップの香りがぼくの鼻腔をかすかにくすぐ

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        僕たちはフィリピンを舐めていた。

          格闘技を見ながら、父親との飲みを振り返る。

          実家にて、年越しそばを食べ、ビールを流し込み、ウィスキーを嗜み、格闘技を見ながら、noteに向かっている。 僕は格闘技がとにかく好きだ、 きっかけはきっと小学生のとき父親にK-1へ連れて行ってくれたことだろう。それ以来、K-1、PRIDE、HERO's、DREAM、RIZINと変遷を見守ってきた自負がある。 一番好きなのは、やっぱりPRIDEかな〜、特にライト級、ミドル級、ヘビー級、ほぼ全部か。 当時は確実にUFCよりもレベルが高いものを提供していた気がする。 続い

          格闘技を見ながら、父親との飲みを振り返る。

          初めてふるさと納税をしてみたんですけど、ちょっと聞いてもらえませんか。

          想像を絶するほどのだらしなさ(徳井さん、、)、いや、想像絶するほどお金の知識がない。僕が中学生とか高校生のとか、そんな時にお金の授業があってほしかったくらい。だからふるさと納税もなんとなく敬遠しておりましたの。 ただ、今年は朝のニュースで「ふるさと納税締め切り迫る!みなさま、お早めに!」みたいな感じでめちゃくちゃ煽られたのと、そういえば去年同期との忘年会の中で、ふるさと納税は絶対やったほうがいいみたいな話になって、来年こそは、と決意したのを思い出した。こうやって人間はメディ

          初めてふるさと納税をしてみたんですけど、ちょっと聞いてもらえませんか。

          ビアガーデンマジック

          記事の下書きを見ていた、熟成下書きを整理するために。今年の下書きは今年のうちに日の目を浴びさせねば(あと下書きが20数件ある)。 「ビアガーデンマジック」というタイトルだけ書かれた下書き。うん、きっとその時感じたことをメモ程度に残してしまったんだろう。僕は普段感じたことをスマホのメモなり、なんなりに残しておく習性がある妖怪メモ人間だった。 よし、この続きをふらふらと書いてみよう。 僕はきっと新しい言葉を模索していたのだと思う。この気持ちは何かを後世へ残すという動物的な野

          ビアガーデンマジック

          襲名。

          「○○さん、お願いがあるんですけど。僕に名前をつけて欲しいんです。」 ことの発端はこのメッセージからだった。送り先は僕が会社で最も敬愛する先輩だった。この人に出会えたというだけで、僕は今の会社に入った価値があったと言ってもいい。 僕は一目見たときから、この人はヤバいと思っていた。幸運なことに仲良くしていただいて、映画を見に行ったり、フェスに行かせてもらったり、何かとお世話になっている。事実、ヤバかった。 そんな先輩は今、絶賛育児休業中である。男性育休界のパイオニアであり

          笑うと恥でも役に立つ。

          飲みの場では、泥酔するだけでなく、たまに教訓を得ることがある。その確率は劇的に低いが。そんな一幕。 大学時代の友人と飲んでいた。お互い同じだけ年をとり、すっかり僕らは8年来の仲になっていた。テラスハウス的に言うと、男女の友情が成立しているパターンだ。環境が変わると今まで仲の良かった人との交流が減ることもあるが、今のところ僕らにはそれが当てはまっていない。月に1度くらい、どちらからともなく誘いがある。当日計画、当日実施。まるでイケイケなベンチャー企業のスピード感である。きっと

          笑うと恥でも役に立つ。

          ちょっと気になっている子がいるのなら、この話をしたらどうか。

          いつの日か、我が家の愛犬こむぎが妊娠して、子供が産まれるという話をした気がするが、ついに産まれた。 4匹産まれたらしい。 ぼくは残念ながら実家にはいなかったので、まだ写真でしか見れていない。 こむぎがあんなに可愛いんだから、その子供たちはどんなに可愛いことか。 くそぅ、はやくその子たちを己の目ん玉に突っ込みてぇ(いびつな愛情)。 何はともあれ、おめでたい、そしてこむぎを愛撫したい、おつかれさま。 さて、ここからが本題だ。 実はこむぎに子供を産ませようというのを聞いた

          ちょっと気になっている子がいるのなら、この話をしたらどうか。

          ちょっと凍ってる。

          僕の実家には死ぬほど可愛い柴犬がいる。名前は小麦。目に入れても全く痛くない、すこぶる目は痒くなるけど。 僕はときどき柴犬に似ていると言われる。 だから柴犬をずっと飼いたかった。 実家に帰った際には、小麦を姫君を愛でるぐらい可愛がっていた。 そんなさなか、父親から今週末に小麦が出産をするという知らせを受けた。 な、、なぬっ、、いつの間に、、わしゃ、相手の顔も知らんぞ、許さん。。 ぼく:病院かどこかで出産するのか? 父:いや、家で出産するよ。 ぼく:そうなんだ、大丈夫

          ちょっと凍ってる。

          タイの兄貴と思い出したこと、思い出せないこと。

          Hey, bro. Konnijiwa! この時間にLINEが鳴った。 そうかそうか、ぼくは外国にブラザーがいたのか。 はて、お母さんどこで何を間違ったんだい? そして、こんにちわ!の時間でもないし、こんにじわ!でもない。 なにが正しいのか、よくわからなくなる、秋の夜長。 メッセージと一緒に写真も送られてきていた。 黄色ベースのブツに独特な黒の水玉模様。 一目見ただけで、誰が作ったものか、そしてそれがどこにあるのかがわかる。 あれはかぼちゃでもなんでもない、草間彌生

          タイの兄貴と思い出したこと、思い出せないこと。

          題名が思いつかないので、寝ます。

          今日も借方と貸方が合わなかった。 そう僕は目下、来月に迫る簿記3級の勉強中である。 ただ、まったく頭に入ってこない。なぜなら、それは僕がこの類にまったく興味がないからである。とはいえ、受ける、と上司にも言ってしまった。もう、どこにも逃げられない。 どこかでギアを上げなければ。一足で今にもエンストしそうな状態から抜けなければ。 うだつのあがらない話はさておき、とりあえず、今日は書こうと、決めていたので、書きます。 この前見た映画のお話。 〜documentary o

          題名が思いつかないので、寝ます。

          天気の子、待望論 -日本のエンタメ業界について-

          皆さまは映画「天気の子」を見ましたでしょうか。 不思議な力を持った少女・陽菜が空に祈りを捧げるとたちまち晴れ間がさし、ピーカンにしてくれる。ただ、そのおかげで世界の構造を変えてしまい、てんてこまいになってしまうという波乱万丈活劇。 そんなストーリ-だったっけ(3回くらい泣いたけど)? まぁ、そんなバイブスあげあげな良作映画です。 さて、天気の子を話題に出したのは、 最近日本の空が大暴れしちゃってて、ちょっと困ったなぁ、と。 というのも、今年は天気によるイベント関連

          天気の子、待望論 -日本のエンタメ業界について-

          Grab珍道中

          今日マレーシアから、帰国の途につく、忙しすぎて、たいしたトピックもなかったので、noteの下書きに1年弱塩漬けにされていたテキストを掘り起こす。 では。 タクシー配車サービスGrabをご存知だろうか? ご存知の方も多いと思うが、スマートフォンのGPSを利用して、簡単にタクシーを呼び目的地まで送迎してくれるサービスだ。クレジットカードの登録をしておけば、決済の必要すらない。 とにかく東南アジアでイヤになるほど、これが便利。 同じようなサービスでいうと、日本ではGrabよりU

          台風15号

          ピコーン! 9月9日家族LINEに父親からのメッセージが届く。 「ハウスがヤられた!」 僕は井の頭線再開の目処が立たず、会社まで考えられるいくつかの道のりのうち、最善策を模索しているところだった。 それから3日後、ちょっぴり心配だったから、実家の千葉まで畑の手伝いがてら様子見に。 文字通り、ヤられていた。 ビニールハウスがレイプにあったみたいに。 いきなり襲われて、着ぐるみごと剥がされ、そのままやり捨てられる。 無惨なものの、きれいにその一連の流れが想像できた。