UVERworld 第2章

前回の記事でいつか妻と一緒にライブに行くことが小さな夢であると書いたが(1年以上も前のことなので誰も覚えていないだろうが…。そもそもこの記事を拝読してくれている分母も少ないはず。。)年末、①福岡マリンメッセにて現実化するのである。年末マリンメッセはUVER恒例行事であり、なんといっても大晦日は僕の誕生日だ。そして僕にUVERを教えてくれたハスキー君とも②横浜アリーナにて実現するのである。

①薄れゆく記憶をたどりながら、その日のことを振り返るとしよう。印象に残っていることは海沿いなので風が強いこともあり『とにかく寒かった』。ライブのことよりも先に寒すぎたことを思い出す始末。そんな寒さを吹き飛ばした1曲目は『CHANCE』デビュー前の曲だ。この曲をきっかけにUVERworldはCHANCEを掴むのである。正確には『CHANCE04』         shamrock→浮世→君の好きな歌と有名曲が次から次へと、超豪華セトリ。 こんなご時世なのでマスク着用声出し禁止だがテンション爆上がりの夫婦。勿論大満足なのだが、心の中では『CORE PRIDE』『シリウス』を待ち望んでいた。妻は『美影意志』まだかな~??『THE OVER』歌うかなぁ~??と言わんばかりの顔でチラチラと僕に視線を送ってくる。セトリなんて僕がわかる訳がないだろうと心では思いながら・・・。結局この日は4曲とも聞けず。。。。前回の記事でも軽く触れたが僕は音痴である。ライブでもその能力は発揮する。単刀直入に言うと曲に合わせて、腕を振ったり・手を叩いたりなどのリズムが取れないということだ。普通の人には分からない感覚だと思う。なんとも情けない話である。だからと言って諦めるという選択肢は僕にはない。毎回僕がライブ開始と同時にすることは、前方にいる多少動いても視界から消えないリズム感の良いターゲットを決めることだ。周りとズレを感じ始めた途端そのターゲットに指標を合わせ直ちに修正するのだ。まあライブが進むに連れそんなことは忘れるのだが。。

TAKUYA∞君の熱いMCを挟みながらライブも中盤戦に進み『在るべき形』が流れ、サプライズゲストでSuper Beaverの渋谷さんが登場するのである。その瞬間、横にいた妻がすごい勢いで飛び跳ねたのである。文章で伝えることが難しいので例えるならばまさにカンガルー!!渋谷さんの登場よりも僕にとっては妻の行動のほうがサプライズ演出。後々聞くと渋谷さんが好きだったみたい(初耳)。とても美しい歌声で本家同等に感動させて貰えた。

ライブも終盤に差し掛かり、ラストソング『EN』!!TAKUYA∞君がこのご時世を思い制作し、彼らが今一番大切にしている楽曲。これが初めて聞く『EN』正直言ってまじで震えたし、今まで聞いた曲の中で1番の衝撃。その日のライブのことが全てがぶっ飛んだ感覚を今でも鮮明に覚えている。(妻の視線・カンガルー・ターゲット等。)歌というよりは魂の叫び!


②二人とも大阪在住(電車で10分)なのに、横浜アリーナ前にて合致。というのも彼は前日に奥さんと東京観光。僕は東京に住んでいる父と呑み。 先に到着していた彼はグッズ販売に並んでくれていた。アリーナ前で彼を見た時とても不思議な気持ちになった。なぜなら僕らの普段の遊びと言うと、カフェにて近況報告⇒仕事の話⇒カラオケ(UVER・ワンオク)⇒解散 これが僕らのルーティン。だからこそ横浜でUVERのライブに参戦する事がとても新鮮に感じたのだろう。グッズ販売を並びながら開演までの時間何しようかぁ~?と。2人の頭の中では既に横文字3文字のワードが浮かんでいるのにも関わらず。早速【カフェ】にて近況報告。サラリーマンが出社し、真っ先にメール・部下の勤怠をcheckするイメージだろう。ここで僕らが使うカフェというのは決してオシャレな所ではない。女子高生が行く映えるような所ではない。買い物に疲れたカップルが行くスイーツが美味しいような所でもない。おばちゃんが1人で営んでいて昔ながらを感じれる所だ。テーブルにはスポーツ新聞・週刊誌が置いているような所だ。少しイメージ出来てきたと思う。補足すると、例えば室内禁煙と貼紙があるにもかかわらず入店と同時に煙草の匂いを少し感じるし、灰皿も普通に置いてある。(禁煙だが暇すぎて店主が客のいない時を見計らって吸っているのであろう。←これは僕の持論、さほど間違ってはいないと思うが。)僕らのカフェとは上記のような所だ。  少々脱線したが、ライブの話に戻ろう。座席はスタンドでやや遠目だが、テンション爆上がりの僕たちにとっては席なんてどうでもいい。そして写真を取りまくる。角度を変えてみたり、グッズTシャツの写真を撮ったりと。まるで女子高生のように・・・。(カフェとは大違い)そして、開演!メンバー達が次々とステージに。1曲目はなっなっんと(CORE PRIDE)!!!前奏2秒程で僕らは顔を合わせた。ハスキー君「まじか!」。僕「まじか!」。ハ「これはヤバイ!」。僕「これはヤバイ」興奮のあまり僕はオウム返ししか出来ず・・・。かっこ良すぎた。たったその一言に尽きる。あっという間に時間は経ち、TAKUYA∞君「ラストソング」【EN】!当時は未だリリースされてなくライブを経て歌詞が少し変わっていく、これもまた1つの楽しみであった。終始かっこ良かった。閉演後、やる気が満ち溢れてくる。普通、楽しみにしていた事が終わった時って「明日から仕事かぁ。」とか、日常生活に戻る事を悲観させるのだが、何故か今からまた頑張ろうって思える。不思議なことだ。これがUVERworldの凄さ!!

先月の年末福岡マリンメッセのこともまた暇なときに執筆しようと思う。また暇な時に。。。。。


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