見出し画像

『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』は一体、なにがどうスゴイのか

mofiがお休みをいただいている間に、クーリエ・ジャポンさんでの第11回目の連載を仕上げました。すでに配信していただいていますので、ぜひご笑覧ください。

前回はほぼ全編が有料記事として区分されていたのですが、今回は(ありがたいことに)最後まで無料で読める仕様になっています。

三谷とともに続けさせていただいているこの連載が、クーリエさんの登録者数増に直接起因しているとはとても考えにくいので......これを機会にぼくらの記事を読んでいただける方が増えるだけでも、と、全文公開には感謝しています。

なおクーリエさんは、特に踏み込んだ翻訳長文記事なども多数扱っているので、日本語で諸外国の情勢を理解するには貴重な情報ソースです。要チェック。


さて『ミッション:インポッシブル / フォールアウト』(以下『フォールアウト』)の魅力については、mofi質問箱でも間接的にお答えしました。

『M:I』シリーズの看板スター、トム・クルーズが
かける「保険」と「信頼」 | mofi質問箱

「俳優」と「プロデューサー」という二種類の脳を使い分ける、トム・クルーズの映画づくりへの飽くなき探究心とは? 「保険にまつわるエトセトラ」としての余談を解説。

両方の記事に目を通していただくと、ビジネスマンとして自身のブランドを使いこなす「トム・クルーズ」のフルスロットルぶりが理解できるはず。

彼が追求し続ける「ヴィジュアル・ストーリーテリング」の醍醐味もまた、クルーズの、そして『フォールアウト』無二の魅力です。

トム・クルーズは決して失敗作が少ないわけではありませんし、むしろキャリア上の危機に陥ったことも一度や二度ではありません。

だからこそ、彼の「シネマティック・エクスペリエンス(映画的体験)」への追求には、あらゆるリソースを使い切る技術力と経験則が見える。


「スターだからなんでもできる」

のではなく、

「スターだからこそ、どこまでもやる。」


あれだけのペイ・チェックを受け取るだけのノウハウと、チーム形成力が、「ラストアクション・スター」トム・クルーズにはあるということでしょう。

また『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』のような一本が飛び出さないといいんですけどね。

『トップガン2』なんて、『オブリビオン』や『トロン:レガシー』のジョセフ・コジンスキー監督作品という点に注目してしまうと心配で心配で......。


夜も寝られたものじゃあ、ありませんから(嘘)。

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?