見出し画像

【第1回】 編集者の姿勢とは #コルクラボ編集専科 を受講して、気になった3つのこと。〜受講生同士のアドバイスをやってはいけない(第1回講師:コルク佐渡島庸平)

前回のnoteでは、予告ということで、ざっくりコルクラボ編集専科について、このnoteを書くにあたっての所信表明のようなもの、会場の雰囲気などをお伝えしました。

さて、今回noteでは、本題の講義についてのじぶんの感想を書いてみます。

個人的に気になった3つのこと。

佐渡島さんの講義の中で、じぶんが特に気になった事を3つピックアップしてみました。

1. 専科に臨むこころがまえ: Don'ts (やってはいけないこと)
2.「感想」を言う = 感情を言語化する習慣を作ること
3. 偏見メガネを外した俯瞰

「気になった」というのは、どういう事か?ですが、聞いた事について、良し悪しを感じたという事ではなく、「ん?」って感じに気になった事です。

気になると、無意識に過去のじぶんに起こった出来事を振り返ります。つまり、どういう状況かというと、講義の最中に、じぶんの頭の中では過去にタイムスリップして、気になった事について自己検証している状況です。ちなみに、途中、佐渡島さんの話を全く聞いてなかったわけではないですよ。

気になった事と過去の出来事と当てはめてみると「なるほど」「あーそうか!」「ん、そうなのか?」と心の中で言葉が自然と出てくる事があります。たまに、独り言のように声に出る事もあります。

そういった気になった事を紹介していきますね。

1. 専科に臨むこころがまえ: Don'ts (やってはいけないこと)

このピックアップした内容は、講義の本題に入る前段階の内容なので、そんなところ気になったのか?と思うかもしれないのですが、気になってしまったのです。

写真に写ってるスライドの右側に注目していただくと、「受講生同士のアドバイス」「差別的な企画・表現」Don'ts(やってはいけないこと)とあります。後者は、受け取った相手によって、傷つくのでやってはいけないのはわかるのですが、前者はなぜなんでしょう。

一見、互いにアドバイスするというのは、良い事のように思えますが、よくよく考えるとそうでもないのかなぁと、じぶんの過去を振り返ってみて思いました(以下、互いにアドバイスするって話からは、少しずれますが、そのまま続けますね)

ぼくは、人に頼るのが苦手です。そして、頼る以上に頼られるのも苦手だなと最近思うようになりました。以前は頼られると嬉しくて、悩み相談を受けたりすると、ついつい調子にのって、アドバイス(助言)をしてしまいます。「こうした方がいいよ」って言っちゃうんですよね。

でも、このアドバイス、もしかしたら、相手にとって余計なお世話ではないかと思うのです。実は、相手はアドバイスが欲しいのではなくて、純粋に話を聞いてもらいたかっただけ、感想を言って欲しかっただけかもしれないのです。

「こうした方がいいよ」って言い続けてると、だんだんじぶんの考えが正しいみたいな傲慢な姿勢に取られて、結果的に尊大に見えてしまう恐れがあります。相手も納得感が得られず、気分が害してたりするかもしれません。言い方によっては、意見を押し付けられてるって思うかもしれません。1対1では特に。

ぼくは、ついついアドバイスをした後に「あー言わなければよかったなぁ」と、反省する事がよくあります。相手は納得してないんじゃないかな、気分を害してないかな、言い方偉そうだったかなとか、そんな事考えてしまいます。だから、頼られる事、特に相談される事は、苦手です(だからと言って、拒否したいわけではないんですよ)

以前、ぼくは、あるバイトで初めて知り合った男性と、たまたまバイトの後、食事をする機会がありました。その時にじぶんの生き方の話になりました。「これからどうしようか考え中で、以前の勤め先でこういう事があって、しんどかったんですよね」みたいな、少し愚痴っぽい事も言ってたら、突然その方が「あなたはこうするべき」だ的な強めなアドバイスを言われました。

言わんとしてる事はわかるんだけど、なぜに、今日会ったばかりの人に、そんな事を言われなきゃいけないのか、ちょっとムッとしてしまったのを思い出します。たぶん、ご本人も悪気はなかったと思いますし、彼自身の思った事を素直に言ってくれたんだと思うのですが、素直に受け止められませんでした。時々思い出すので、この出来事は、じぶんの中で今でもひっかかってます。

たぶん、ぼくが尊敬している人が、同じ事言ったら、また受け取り方は全然違うんでしょうね。相手との信頼関係がどれくらいあるかにもよります。

相談事の結果の正解みたいものは、「あなたに話を聞いてもらってすごく楽になった」「勇気が出た」とか、ある種の納得感が得られる事ではないのかなぁと思います。

話がだいぶそれてしまいましたので、戻します。

「受講生同士のアドバイス」をやってはいけない

運営の方が、シンプルにやってはいけない理由をまとめてくれてました。ありがとうございます。

たしかにそうですね。

経験値のある人ない人で、アドバイスをしていくと、自然と考えの優劣や上下関係みたいなものが、出来上がってしまう恐れがありそうです。会話の中でマウントをとりはじめる状態が起きてしまい、フラットな関係が作りにくくなります。この人が言う事は、きっと正しくて、じぶんは間違ってるみたいな暗黙の関係ができてしまうと、残念で、たのしくないですよね。ぼくもやりがちなので、気をつけないといけないです。

他にも、こんな感想がありました。

結局、じぶんはどうしたいのか? じぶんに対しての誠意と覚悟みたいなものなんだろうなぁ。仲間のことも信じて進もうっていうポジティブ解釈が素敵です。きゅうたろう、ありがとう。



また長い内容になってしまいました。短く、わかりやすく、そしてロジカルに、今後意識していきますが、それをやっていると、ずっとアウトプットできない状態に陥るのが予想されます(じぶんの場合)また、考えすぎるとだんだん、じぶんの本来の感情が分からなくなっていくので、適当なところで諦めますね。

次回は、2.「感想」を言う = 感情を言語化する習慣を作ること について、感想を語ります。


---以下は、コルクラボ編集専科の初回講義以降で、発生した出来事を紹介します---

・第1回講義中にTwiter上で流れた感想ツイート集

当日のツイートをまとめてくれてました。ありがとうございます。

・Twitter のハッシュタグ「#コルクラボ編集専科」  

 受講生による日々のアウトプットがまとめて見れます。


サポートありがとうございます。カフェでよくnote書くことが多いので、コーヒー代に使わせてもらいますね。