見出し画像

人生に迷ったら子どもへ帰れ | 原点へ帰る不動産屋

個人のキャリアの偶然の8割で決まる~東村山の不動産会社

本当に自分がやりたいことや好きなことというのは、大人になるほどわからなくなると感じるのは私だけではないと思います。大人になると仕事でも趣味でも、お金を稼ぐためとか世間的な体裁のためとかいう気持ちが介入してきます。
 
だから自分では好きでやっているつもりでも、実は自分が決めた初めから「レベルの低い選択肢」の中から、消去法で選択しているに過ぎないということは往々にしてあるわけです。
 
それがいけないというのではありません。むしろ、その「レベルの低い選択肢」の中からきちんと落としどころを見つけられているとしたら、それは幸せな人生と言えるでしょう。
 
キャリアカウンセリングの理論家の一人、クランボルツの「計画された偶発性理論」はまさにそれに通じると思うのです。その理論とは、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」と、「その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップしていける」ということが柱となっています。
 
その偶然の出来事をチャンスに変えるスキルには、好奇心・持続性・柔軟性・楽観性・冒険心があります。しかしながら、これを考えると理論云々といった小難しいことではなく、巡り巡って「いま目の前の課題に全力で取り組む」などといったようなごくごくありふれた結論らしきものにたどり着くことがわかります。

普遍的な人生論だから目からうろこは落ちない~東村山の不動産会社

本気で悩んでいるときにそう言われると、「なんだ禅問答か!」と腹も立ちそうなものですが、意外に物事の真理というのはそんなものなのかもしれません。
 
子どもの頃に好きだったこと、体裁とかそういうこと関係なしに夢中になれたことは何でしょうか。中には大変な子ども時代を送り、それどころではなかったという人もいるでしょうが、そういう人はそんな子ども時代に何を望み、どうなれば満たされた気持ちになれるのにと考えたでしょうか。
 
これもまた結局、「迷ったら原点へ帰れ」みたいな目からうろこの落ちるような話を期待する方には残念な話かもしれませんが、「人生に迷ったら子どもへ帰れ」というのは大事なことだと思うのです。
 
ちなみに私にとって子どもへ帰るということはイコール、「ミニカーに親しむ」と言っても過言ではありません。今回はもっとミニカーについて書くつもりだったのですが、やはり体裁やお金を気にする私は理論とかなんとか、他人の受け売りを書きました。次回はミニカーのことを書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?