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明と暗

金曜日、同僚が落ち込んでいた。2人で受けた資格試験に1人が合格して1人が不合格だった。同じ階の同じ空間にいる同僚だったので、喜ぶことも声をかけることもできない。難しい状況だった。

私も以前の職場で同様なことがあり、「気にしないでください」と最初から言ってみたことがあり、余計に気を遣わせたことがあった。



ある同じ空間に「明」と「暗」の人間がそれぞれ瞬間的に生み出され、そして存在し続けるとき、人はどのように明の人と暗の人と関わるのだろうか。

言葉を使うのか。

態度を使うのか。

だいたいの人々は、言葉を選択するだろう。でも、「暗」を先に言葉にするか、「明」を先に言葉にするか、その選択がこれからのこの空間の存続にも関わってくるかもしれない。

そんなことを考えなければならない空間にいた私でした。



昨年の今頃は、自分事になって喜ぶ出来事があったなぁ、とふと思い出した。元気にしているだろうか。

余計なことか。