苦いポエムの思い出

小学生のころから詞を書くのが好きで、絶対に見ちゃダメ!秘密とわざわざ表紙に書いて、恥ずかしい事を書いていたな。

ガラスのハートが砕け散るって言葉を使うのが、小学生の時は好きだった。
空が泣いてるとかね。

高校生になると、起きていない事を想像してノートに書く遊びをしていた。自分だけの誰にも見せない秘密のノートだし、落書きと同じ感覚だった。

ある日、もし友達の彼氏を好きになったら、どうなっちゃうんだろ?って考えた。この関係が大変な事になる!
そんな想像をして、切なさや悲しみをノートに書いた。
実際には何も起きてないのに、想像の中で、この気持ち誰にも言えない。とか切なくて苦しくて涙が止まらない。記憶とともに封印する。とか書いた。
実際には何も起きてないのに、いけない恋をしている気分になった。その日だけの想像で走り書きしたものだったし、泣いてる女の子の落書きをするのと同じ気持ちくらいで書いて、書いた事すら忘れてた。

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