今参考にしたい、自治体Instagram。


@nasu-townというInstagramのアカウントご存知ですか?
これ、すごく良くて、参考になるアカウントです。

@nasu-townは、那須町役場 観光商工課のInstagram。自治体、観光におけるInstagramで特に魅かれたアカウントのひとつです。

もともと一年限定という事で運営されていたアカウントで、その宣言通り2016年の7月をもって更新は終了してしまっているのですが、今でも見返す価値あるアカウントです。

特に良いなと思ったポイントは、

・写真のクオリティが高い。
・観光スポットをしっかり抑えてる。しかも観光雑誌にあるようなありきたりなカットではなく、現地の人ならではの視点や距離から写している。
・コメントのキャラクター、スタンスが気持ちがいい。親しみを持てるし、
見る人への気遣いも感じる。
・文章量、情報量がちょうどいい。押し付ける事もなく、好奇心が引き出される。

・ちょうど一年なので、四季の魅力が一通りまとまっている。
・更新頻度も無理ない範囲。1年で84投稿。平気い4-5日に一度くらい。


こうして見返しながらまとめていると、やはり愛着がわく。当時もこのポストされた内容を見ては、気づけばだんだんとこの町を好きになっていた。

フォロワー数も増えて来てこれから一段と魅力を増しそうだったのに、本当に一年で終わらしたその潔さ。なんからしくもあるのですが、やはり残念で寂しくもある。でも終わったからといって寝かせておくには勿体無い。

どういった体制でどの会社さんが運営されていたのだろう。それとも町役場の方だけでやられたのかな。ご存知の方いらっしゃいますか?気になります。

ブランドの世界観を一緒に育てていける人

商業目線でいうと、キャンペーンなどで短期に打ち上げ花火的に予算やリソースを打ち込んだ方が結果は出しやすいのかもしれない。けど、これからはこうした継続して育ていくコンテンツも大事になってくると思う。これも実際1年のキャンペーン的な施策だったのかもしれないけど、1年という期間継続したことでクローズした今でも、こうして資産になっているし。

そのことは以前のこちらの記事でも書かせていただきました。まさにこれを体現されているフォトグラファーさん、団体だと思います。

特にこの部分。

「継続性」を持って、「共感」を生み出していけるフォトグラファー。一度の発注で終わらずに、ともに「ブランドの世界観を一緒に育てていける人」


あとはそのために欠かせないチームづくり。負担を誰かが一手に担うようなことは避けたい。町のためにいいものを作り育てたいという強い想いを持つ人たちがいないと成り立たない、自身を犠牲にしないと成り立たないというのでは辛い。限界がある。その土台となる体制づくりや予算どりもしっかりと向き合い対策すべきことだと思う。それが継続的に育てていくために大事な土台になる。

逆にこうした質が高く継続したプロジェクトが少ないのは、そこが実現し得ないからなのかもしれない。それともそのほかの問題があるのだろうか。

やれることを考える

僕もいろいろ訪れてみたものの、各地の課題には全然触れられてきていない。そこはこれからの課題。まずは出かけることをもっと身近にして、少しでも交流を生むことをと思って動いていますが、、、まだまだ足りないな。

もしご協力できることあれば、一緒に考えさせてください。ぼくの得てきたもので役立たせる事ができるようであれば、一緒に頭使って、その先を考えていきたい。

もう3年以上前に立ち上がったプロジェクトなのに、今みても刺激を受ける。ヒントが詰まったアカウントだと思うのでよかったらぜひみてみてくださいね。

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ありがとうございます!
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Shiraishi Kohki

Around Tokyo

Webサイト「Around Tokyo」のコラムコンテンツです。 旅と暮らしをテーマに連載しています。役立つノウハウもまとめていきたいと思います。 http://around-tokyo.jp/

コメント4件

いいアカウントですね。「表層的ではない、持続可能な街づくり」という課題は、建築に答えを求められるテーマでもあります。実際うちの事務所でも案件があります。建築や起爆剤となるコンテンツが力になる事も沢山あるけど、やはり結局その後運営していくのは土地の方々であり、住んでいる方々の意識を変えることが一番大切な事なんですよね。発信力は、後からついてくるのかなとも思いますが、そもそもこういう事が出来る方がたまたまいらっしゃったのかなあ。私も気になります。
>ayさん
やはりそうですよね。建築の役割、そしてそれを含めた街を運営していくその地の方々。これらが掛け合わせあって初めて持続性持って回り始める。
今回コメントいただいて思ったのは、意外とこうしたSNSを通したものでも目に見える形で、街の外とのつながりやフィードバックを体感できるというのは、意識の変化や持続性において重要な潤滑油になるのかもしれませんね。反応を体感できるとやりがいになるし、逆にないとやる気は失われていく。発信する体制づくりにあわせて、ちゃんと外からの風を内部に通すようなフィードバックを感じられる仕組み作りも、大切なことですね。
なるほど。外からの風を内部に通すようなフィードバックの仕組みづくりにおいてもSNSはとても有効ですね! ありがとうございます。
>ayさん
いえ、ぼくもとても参考になります!Web中心だとどうしても現場の問題に疎くなってしまいまして。こうして現場の課題に少しでも接点持って考えられる機会いただけるはありがたいです。ぜひまたご意見いただけると嬉しいです!
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