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小売のお話をメインに | note creator meet up レポート

昨晩開催された、note creator meetupに参加してきました。
今回のテーマは、、

「デジタルでブランドのストーリーを語ること」

登壇者は、先日カラーミーショップ大賞を受賞されたことでも話題の「パンと日用品の店 わざわざ」の平田はる香さん、そしてシンデレラブラで有名な下着ブランド「feast」やワンピースブランド「ダブルチャカ」などを運営する株式会社ウツワの ハヤカワ五味さん

僕自身、スキャナーというWeb制作会社に勤め日々クライアント業務を通してWebに携わっていたり、自身の活動ではFROM_SOMEWHEREという風景写真専門のオンラインストアを立ち上げ、運営しています。これらを通してWebや小売の奥深さ、その難しさを体感していたので今回のmeetupはとっても関心が高いテーマ。さらには話題のお二人が登壇するということで、これはぜひにと参加してきました。

今回は、大きくこの3つのテーマについてのお話でした。

noteについて  |  小売について  |  採用について

きっと色々な方がまとめられると思うので、ぼくは今回のメインの目的でもあった「小売について」の部分を中心に、以下の内容から学んだこと、それ受けて考えたことなど書いてみます。

・ブランディングとは
・SNSからのコンバージョン率
・流入について
・サイト構成
・在庫数をあえて見せる
・売れ始めるきっかけ
・その他のメモ


ブランディングとは

使命感持って取り組み、進めていくことがブランドとなる。

ブランディングは何をしているかの質問に対して、特にしていないとの平田さんの回答。そしてこの言葉。前半から一気に惹きつけられました。

SNSからのコンバージョン率

いちばんコンバージョン率が高いのはTwitter。

これは意外な事実。その時は、そうなんだ、すごいなと感心してたのだけど、帰り道その理由が気になり始めました。なんでだろう。

平田さんのTwitterアカウントを見返しても宣伝的な要素や商品の紹介はほとんどない。もしかしたら直接のフォロワーではなく、フォロワーのもうひと周り、ふた周り向こうの人たちによる購入?
それであれば、Twitterが持つリツイートというシェア文化が、口コミとなって強力に作用しているということでしょうか。てっきりブランドのアカウントが発信していることに影響され手のことだと思ったけど。このあたり、Twitter経由の人の売れ筋のアイテムとかも合わせて、もっと伺えばよかったと後悔。

流入について

SNSからが20-30%、残りの70%くらいはブックマーク登録から直接。
それは毎日新鮮に、見る価値あるように更新しているから。毎日来てくれる、仕組みができている。

わざわざのこの流入割合、運用方法、いちばん驚きました。
決してSNSからの流入が少ないわけじゃないと思います。Insta見ても、このクオリテイでやられていて流入が少ないはずがない。それ以上に、ブックマーク登録からの数が多いということなのでしょう。

・取扱い商品は2400SKU。
・1商品あたりの撮影写真のストックは100はある。

ショッピングモールではなく、あくまで一軒のお店。それでこれだけのSKUというのにまず驚きました。そして更に驚いたのは各アイテムのストックの写真がそれぞれ100枚はあるということ。

わざわざの内部にはフォトグラファーの方がいらっしゃるのは知っていましたが、まさかこれほどまでに写真に力入れていたとは。そしてその活かし方が素晴らしい。表示を定期的に入れ替えたり、写真を変えることで1アイテムを、様々な視点から訴求ができる。Instagramの質や数の点でもクオリティが高いのは、この膨大な素材があるからこそなんですね。

サイト構成

そしてこのお客さまに毎日きてもらう秘訣は、膨大な写真量に支えられた、サイトの構成と各エリアの更新頻度にありました。トップページをもとにブロック別で教えてくださいました。

・メイン、パワープッシュエリア

商品のストーリーを届ける場所。これも各アイテム様々な訴求ポイントで写真を撮っているために、従来の商品でも切り口を変えて、週2、3回と高頻度に更新が可能で、新鮮な形でお見せすることができるそう。

・定番アイテム、ブログエリア

わざわざの顔となるアイテムや、どんな雰囲気なのかに触れられるブログやお知らせエリア。一見、上下のコンテンツと比べると華やかさに欠けるエリア。でもハヤカワ五味さんも先日記事を書かれていましたが、オンラインショップに重要な「信頼度」、それを感じられるエリアではないでしょうか。それがページの真ん中にあるというのはとても機能的。

・新商品、再入荷商品

そして一番トップでエリアを確保しているのがこちら。キャプチャ画像では省略していますが、約90点の商品が並んでいました。ここを高頻度で追加したり、順番入れ替えたりして動きを作っているそう。リピーターの方もここを目的に、ブックマークからなんども足繁く通われるのでしょう。

これらを実施することで、いつも新鮮さと訪れる楽しみがあるストアになっているんですね。分かっていてもなかなか真似できるものじゃないですが、やるべき価値は強く感じました。人材、体制面から、ちゃんと検討して取り組みたい課題です。

在庫数をあえて見せる

人気の商品は販売開始直後に、みるみる数字が下がっていく。みんな急いで購入するし、一気に減っていく様子を見て話題にしたりしてくれる。
逆に全然減らない商品もある。逆にそれもそれで話題になるし、全然減らないな、そろそろかってあげるかと応援購入の訴求にもつながる。

わざわざさんのショップ訪れると気づく、この在庫数。これはとても珍しい取り組み。ぼくも今日聞くまではなんでだろうと思っていましたが、この理由聞いてなるほどと、納得。上手いやり方です。

売れ始めるきっかけ

300くらいのフォロワーから、10000超えるリツイート。
きっかけは、シンデレラバストというワードが話題になったこと。

売れ始めるきっかけ、特に気になっていたのですが、ハヤカワ五味さんがおっしゃっていたこのバズり。「シンデレラバスト」というワードは確かに知っていたけど、ぼくが知ったのは人気が出てだいぶ経ってから。当時の流れ知らなかったので、帰ってTwitterでチェックしてみました。2014年、ハヤカワさんのシンデレラバストを含むツイートの一覧がこちら。

すごい。もともと狙っていたことがわかるけど、その結果が出るまでのスパンの短さ、そしてその後一年かけて複数回起きてる盛り上がり。このワードセンス、戦略、改めて驚きました。

最後に、その他メモ程度ですが、気になったところも。

その他のメモ

・商品ページとブログのPV:圧倒的に商品のPVが多い。
・Amazon pay :利用率50%、どんどん増えている。
・売るために必要なこと:投資できるかどうか。レバレッジを効かせられるかどうか。


今回のぼくのまとめは小売の話がメインで、平田さんのコメント中心の抜粋になりましたが、ハヤカワさんの採用や経営のお話もとても勉強なりました。その辺り他のまとめ記事もぜひ読んで見てください。

note for shopping

このnoteの新しい機能、今後の広がりが楽しみです。初参加のnote creator meetup、1時間ちょっとでしたが、とても濃い時間でした。参加させていただきありがとうございました。

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ありがとうございます!
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Shiraishi Kohki

Webディレクター |「旅と暮らし」をテーマに、Webと写真のお仕事しています。 旅を飾る、写真のショップ『FROM SOMEWHERE』、東京からの日帰りおすすめスポットを写真で紹介する『Around Tokyo』も運営。 http://kohkishiraishi.com/

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