僕は無機物になりたかった
最近、色々な3Dモデルに入って、自分でVR空間で動かして「しっくりくる自分のガワ探し」をしていて意外なことに気がついた。
僕は、男とか女とか動物よりも、無機物になっている時が一番しっくりくる。見た目上は。
理由の一つに、見られても気にかけられない存在になりたい。というのがあって、
生物である限りは容姿や動作を見られるプレッシャーが常にあるけど、街灯のアバターとか壁になっている時はそういうものから解放されるので落ち着く。
無理やり人間でいうと、宮沢賢治「雨ニモマケズ」の人みたいなのが理想なのではないのかなと思ったりした。
”ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ”
エンタメの仕事をしているのに変だけど。
サポートするとこおろぎのおかずを1品増やすことができる!