平成の終わりに「note」再開します!

2年半も放置していたアカウントに、生命を吹き込みます。西尾幹二さんからの葉書も紹介。

「新しい試み始めます」と投稿してから、ほぼ放置状態で時間がたったのには色々な理由がありました。しかし、とにかく始めなければ何も始まらない、と当たり前のことに気づき、この2年でますます悪化する日本の言論状況に危機感を覚えて、とにかく再開します。悪化する言論状況というのは、既存メディアだけでなく我が国で隆盛を極めている各種SNSにも言えること。そう、もちろん得体の知れない言論統制システムが猛威を揮っているからです。

今回、最初の投稿に使った写真を再度このノートのビジュアルに使用するには訳があります。彼らは以下の説明のように、一時間半後の出撃に備えた少年兵と言っていい若き特攻隊員たちです。言論空間がまるで敗戦後の占領中のような情報統制や検閲と歪曲報道で閉されていること以上に、日本を取り巻く状況は本当に悪化しています。昨年暮れの韓国海軍駆逐艦の我が海軍(海自)哨戒機への攻撃動作事件が話題になっていますが、今、ここで敢えて使用した〈我が海軍〉〈攻撃動作〉という言葉をメディアが使えないことに危機感を覚えます。

またそれ以上に日本の排他的経済水域内で漁業を行なっていたシナ漁船に臨検のために乗り込んだ12名の水産庁の職員が、そのまま半日も漁船に連行されるという大事件も起きています。韓国海軍の暴挙も重大な脅威ですが、むしろこのシナ漁船の水産庁職員連行事件の方が、より悪質で深刻なものです。なぜなら、この事件に関しては幸い人命に危害はなかったものの、報道もきちんとされておらず、日本の脆弱さだけが浮き彫りになったからです。

果たしてこのような状態の日本を見て、先の大戦で尊い生命を国に捧げた人々に、僕たちは顔向けができるのか、と恥ずかしい想いでいっぱいになります。この投稿に掲げた特攻隊員たちの表情を、じっと凝視して欲しい。このページを読んだ人には、本当に強くそれを訴えたいのです。

今後、この note ではSNSでの僕の投稿をより深く掘り下げた記事や、特別配信する動画、音声メッセージなども有料で配信する予定です。現在、日本の出版界はほぼ瀕死状態。それに、信じられないかも知れませんが、出版社の大小を問わず、いかなる出版社でも雑誌の原稿料は何と30年前、いや40年前と変わっていない状態です。日本でも活版印刷の普及によって誕生した物書きという職業は、現状のスキームでは、間違いなく20世紀の、いや、19世紀の遺物になりました。

最後に、年賀状とは別に正月に、敬愛する西尾幹二先生から頂戴した葉書の一部をご紹介します。西尾先生はこうお書きになっていた。

《今の時代、書く仕事にもう意味はありません。》

西尾先生のような方にこの様に思わせてしまう言論界、出版ジャーナリズムを含めた〈言論状況〉に、僕も疑問を抱かざるを得ないのです。

なお、noteの投稿は不定期ですが、13年前にやめたブログよりは投稿頻度は多くして、TwitterやFacebookでシェアするのでお付き合いをよろしくお願いいたします。

※写真は昭和20年(1945)4月22日午前8時半頃、台湾桃園飛行場。出撃1時間半前の少年航空兵出身の陸軍航空隊の特攻隊員たち。全員が18歳から19歳までの14名。前衆議院議員西村眞悟氏所蔵の写真を拝借しました。


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西村幸祐 Kohyu Nishimura

東京出身。大学在学中より「三田文学」編集担当。音楽ディレクター、コピーライター等を経てF1、サッカーで執筆活動に。日韓W杯後は歴史問題や拉致問題を取材。「撃論ムック」「ジャパニズム」創刊、編集長歴任。著書に『幻の黄金時代』『反日の構造』『マスコミ堕落論』『21世紀の「脱亜論」』等

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