【1級法規/徹底基礎講座】#05 防火地域 特建耐火【まとめ】

本講座では、防火地域と特定建築物耐火性能について学びました。まとめると以下の通りです。

防火地域とは、火災が発生した場合に、火災の拡大を防ぐために、建築物の構造や周辺環境に制限を設けた地域のことです。

防火地域内では、建築物の形状や高さ、建築材料、間口などに制限があります。また、消防道路の確保や消火活動の容易さを考慮した設計が求められます。

特定建築物耐火性能とは、火災が発生した場合に、建築物内の人命・財産を守るために、建築物の構造・設備に耐火性能を求めたものです。

特定建築物耐火性能を満たすためには、耐火構造物や防火区画の設置、耐火扉・窓・壁などの設置が必要です。また、火災発生時には自動的に煙・火を検知して消防機関に通報する火災警報器の設置が求められます。

防火地域内にある特定建築物は、建築基準法の規定に基づき、特定建築物耐火性能を満たす必要があります。また、防火地域内で新築や改築をする場合には、消防署の審査を受ける必要があります。

以上が、防火地域と特定建築物耐火性能についてのまとめです。

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