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甘酒:麹と酒粕はどう違う?

伯父から酒かすをもらって、甘酒にしてみたのは年末。

ここのところ、毎日飲んでいますが、温かくて美味しいし、お腹の調子はとてもいいので、俄然甘酒に興味が出てきました。

ご近所のスーパーで観察してみると、酒粕も色々種類があるし、甘酒にも種類があることが分かりました。

甘酒の種類

米と麹から作る麹甘酒と、酒粕から作る酒粕甘酒があります。
麹甘酒には、麹菌が含まれ、麹由来のグルコシルセラミドが腸内の善玉菌を増やします。
酒粕甘酒には、レジスタントプロテインという、腸で消化されにくいタンパク質が含まれ、便を軟らかくする働きがあります。
そういう違いがあるんだなぁ、と思いつつ、スーパーの飲料棚を眺めていたら、なんと、それぞれの甘酒が売られていることを発見!

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(例えば、スーパーで見たメロディアンさんの甘酒2種類)

消費者のニーズに応えるメーカーの努力って、すごいものがありますね。


酒かすの形状

スーパーで見かける形には、「板粕」と「ばら粕」があります。
「板粕」は文字通り板になっていて、「ばら粕」はカケラ状になったもの。
「ばら粕」は、強く絞らなかった結果、バラバラになったものなので、水分を含んでいて、「板粕」より柔らかいです。
でも、最終的に溶かすので、どちらでも同じ、かな。

酒かすの原材料

日本酒の種類によって、原材料が変わります。
米と米麹と醸造用アルコールで作ったものが普通の日本酒
米と米麹で作ったものが純米酒
米を磨いて60%以下の大きさにしたものと、米麹で作ったものが純米吟醸酒
米を磨いて50%以下の大きさにしたものと、米麹で作ったものが純米大吟醸
ということで、絞りかすである酒かすの原材料も、これに従います。

一般的に、食品には添加物が少ない方がいいのですが、純米大吟醸の粕が美味しいか?というと、どうかな?
試してみる価値はありそうです。

とはいえ、1回に消費するのはわずか40g。
酒粕1キロ買っちゃったら、ほぼ1ヶ月かかるので、厳選してチャレンジしないと(笑)。


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